1949-04-02 第5回国会 衆議院 厚生委員会 第4号
これは一昨年藥事法が制定になりましたときにおきまして、その中において藥事監視員というものができておつて、不良医藥品というものは民間から一掃されて、大衆に御迷惑をおかけすることはないということを承つておつたのでありますが、実は残念ながらそのお言葉に反しまして、最近は不良藥品がふえる一方でございます。
これは一昨年藥事法が制定になりましたときにおきまして、その中において藥事監視員というものができておつて、不良医藥品というものは民間から一掃されて、大衆に御迷惑をおかけすることはないということを承つておつたのでありますが、実は残念ながらそのお言葉に反しまして、最近は不良藥品がふえる一方でございます。
それでは重ねてお尋ねいたしますが藥事法が通過いたしましてから、今日までの状況をよく見ておりますると、相かわらず藥事法にきめられた医薬品に対するいろいろな取締りという言葉の裏をくぐつて、市販に多くの不良医藥品が流れておる。この現状に対しまして、藥務局長はいかなるお考えを持つておられるか、また取締りはどういうふうなことをなされるお考えであるかということをお伺いいたしたいと思います。
○福田(昌)委員 どうかこういう不良品は一つでも早急に、迅速になくなるように、今後とも相かわらず藥事委員会の非常なる御活動をお願い申し上げまして、私の不良医藥品に対する質問を打ち切らしていただきたいと思います。
然るにこの医藥品檢査成績を見ますると、檢査の総数が三百十七件に対しまして、不良医藥品の件数が九十三、その不良率は二九%になつております。
いわば昔から、人を百名殺さなければ一人前の医者になれないというようなじようだんまじりの話もございまするが、それは今までは笑い話と考えておりましたが、今度の問題を体驗して、私どもこれは、笑えない一つの眞理が含まつておるのじやないかというような氣持がいたしまして、そういう面に対しても予防接種藥だけでなく、一切の不良医藥品の問題について、こういうぐあいにしていただきたいということを、前の委員会で私ども決議
————————————— 本日の会議に付した事件 不良医藥品取締に関する件 社会保障制度に関する件 國立病院從業員の待遇に関する件 請願 精神病院の入院費に関する請願(佐々木盛雄君 紹介)(第一四七号) —————————————
○佐々木委員長 不良医藥品の横行に関しましては、先ほど來各委員から御指摘通りでありまして、まことに國民保健上寒心にたえないものがあります。
――――――――――――― 本日の会議に付した事件 療術行為に関する調査機関設定の件 予防接種副作用問題に関する件 不良医藥品取締に関する件 社会扶助に関する件 請願 一 國民健康保險の診療施設に対する國庫補助 増額の請願(山口好一君紹介)(第五五 号) 二 同(吉川久衛君紹介)(第五七号) 三 あん摩、はり、きゆう、柔道整復等営業法 の一部を改正する請願(内海安吉君紹介
○佐々木委員長 先ほど榊原委員からの提案に基きまして、不良医藥品の取締りに関する当委員会の申合せにつきましては、理事各位と委員長において協議いたしました結果、大体次のような要望案を作成いたしましたので、朗読いたします。 不良医藥品調査監督に関する要望 最近不良医藥品の配給市販されるもの多く、このまま放置するにおいては、國民保健上まことに寒心にたえないものがある。
○田中(松)委員 医療関係では不良医藥品がたいへん多いと聞いておるのでありますが、その取締りについて單に取締りの規則等を施行するばかりでなく、この法律にその規定を設けるような御意思はありませんか。
他の規定にもありますように、たとえば不潔な場所で製造せられました医藥品は、不良医藥品であるというような規定があるのであります。あるいは登録を申請してまいりました場合に、現実にその申請通りに製造者がなつているかどうかというようなことを見る場合も、やはり「必要があると認めるとき」ということが言えると思います。
次に不良医藥品及び不正表示医藥品に関しても詳細な規定を設けて取締の万全を期している次第であります。用具及び化粧品につきましても、医藥品に準じて不良粗惡品及び不正表示品の取締に遺憾のないよう措置しております。 第六章及び第七章は、監督及び雜則といたし、藥事監視員の規定、登録の基準並びに公聽会に関する規定を設け、運用の万全を期している次第であります。