2021-03-02 第204回国会 衆議院 本会議 第10号
このまま借金体質を放置しておけば、いずれは円の信認が低下し、物価や金利が上昇し、低金利を前提に経営してきた企業が次々に倒産し、不良債権増加により金融システムが不安定化し、失業の増大や賃金や年金の目減りによる生活不安などが現実のものとなり、社会の混乱は避けられないでしょう。まさに、政治の不作為、責任放棄が国民に苦悩をもたらすことになります。
このまま借金体質を放置しておけば、いずれは円の信認が低下し、物価や金利が上昇し、低金利を前提に経営してきた企業が次々に倒産し、不良債権増加により金融システムが不安定化し、失業の増大や賃金や年金の目減りによる生活不安などが現実のものとなり、社会の混乱は避けられないでしょう。まさに、政治の不作為、責任放棄が国民に苦悩をもたらすことになります。
私は過払い請求に対する多額の引当金が増えることによりまして消費者金融業者の経営の悪化、そこに貸し込んでいます地方銀行等の不良債権増加という要因があると思います。また、金利引下げによりまして消費者金融の貸手サイドの供給不足が発生して個人消費の低迷ということも考えられるんじゃないかと思います。
今、不良債権処理を加速するということをおっしゃっていますけれども、結局、健全債権をどんどん不良化させて破綻をふやし、不良債権増加を加速していくことにはなりませんか、総理。
今行うべきは、不良債権増加の悪循環を断ち切るために実体経済の立て直しに全力を挙げることです。 そのためには、公共事業の追加など失敗が明らかな従来型の対策ではなく、この十年来、あなた方が一貫して否定してきた国民の暮らしを応援する政治、すなわち、リストラ、首切りの規制、社会保障の改悪中止、消費税減税などに思い切って取り組むべきではありませんか。
政府案によれば、信用事業の不良債権増加等をチェックするために、信用事業を行う農協については員外監事及び常勤監事を必ず置くこと、さらに、一定規模以上の農協については中央会の監査を義務づけることとしております。
私どもの協会におきましては、既に九二年から毎半期、その整理計画案とともに各金庫から報告を徴しまして、不良債権増加の兆候が見えた場合には警鐘を鳴らし、整理計画が妥当かなどの点検を行っております。 なお、先ほども申しましたとおり、私ども労働金庫は住専とのかかわりはございません。
○釘宮磐君 今回は余りの不祥事件であったので、また情報の開示がおくらされ世論の支持を失ったためにこのような状況を迎えているわけでありますけれども、全国の信用組合で同様の不良債権増加に対する支援策として、九五年度には都を含めれば二十都道府県で八百億円の低利ないしは無利子融資が行われる見込みとなっているようであります。結局、最終的には大蔵省の指示で動かざるを得ないのが自治体の姿ではないのか。