2001-11-09 第153回国会 衆議院 本会議 第15号
また、みずほグループの不良債権償却額の予定が、ここ八カ月で二・五倍に激増をいたしております。まさに、金融庁の資産査定、引き当ての甘さを露呈したものにほかなりません。査定の適正さを広言してきた柳澤大臣の責任は、極めて重かつ大であります。出処進退を含め、お考えをお聞かせください。
また、みずほグループの不良債権償却額の予定が、ここ八カ月で二・五倍に激増をいたしております。まさに、金融庁の資産査定、引き当ての甘さを露呈したものにほかなりません。査定の適正さを広言してきた柳澤大臣の責任は、極めて重かつ大であります。出処進退を含め、お考えをお聞かせください。
結論的に申し上げますと、ことしの三月期末の不良債権償却額は、私どもの推計では十兆円弱だというふうに見込んでおります。それは主要十九行に限ってのことでございますが、主要十九行について申し上げますと十兆円弱、九兆七千ぐらいかなという、今の時点ではそう思っておりますが、若干変化があると思います。 業務純益をちなみに申し上げますと、この三月期、見込みでは三兆五千億ぐらいかなと。
三月期の不良債権償却額については、各銀行とも今決算の取りまとめを行っている最中でございます。したがって、確たることは申し上げられないわけでございますが、せんだっての経営健全性確保計画あるいは最近の業績予想修正等によりますと、全体で約十兆円程度の不良債権処理が行われる見通しだというふうに承知しております。
日本のメキシコ債権保有銀行だけでも二十九行、約百億ドルの債権残高を抱えて、九〇年三月期の決算では不良債権償却額が約九百億円に達したと私は記憶しておるのでございますが、現在この累積債務問題、一体どうなっているのか、この点について御説明願いたいと思います。
過去十年間の不良債権償却額は一兆四千億円程度と推定をされております。すなわち、現在の不良資産額は過去十年間の二十倍の償却を必要とすることになります、この数字がそうであれば。それで、金融機関全体の不良貸出総額は四十二兆円から五十六兆円ぐらいになるのではないか、これはデータのとり方によっても違うでしょう。