1993-10-29 第128回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
最上町の約千八百ヘクタールの水稲の作付面積のうち、平均不穏率が九〇%であり、圃場視察を行ってその被害の甚大さを確認いたしました。 二日目には、宮城県に入り、まず桃生町の中津山地区の水稲の現場視察を行いました。桃生町長、石巻農林事務所長、河北農業改良普及所長から説明を受けました。
最上町の約千八百ヘクタールの水稲の作付面積のうち、平均不穏率が九〇%であり、圃場視察を行ってその被害の甚大さを確認いたしました。 二日目には、宮城県に入り、まず桃生町の中津山地区の水稲の現場視察を行いました。桃生町長、石巻農林事務所長、河北農業改良普及所長から説明を受けました。
ところがことしの天候は、無残にも、不穏率がレイメイの八四%というのが一番低い。ところが、あとは九五とか九八とか、全部九〇台です。九割が不稔なんです。だから、計画的な生産で、例えば農林省も百万トンの回転備蓄を持ちたい、こう言いましたね。
本年の水稲の特徴としては、各品種とも草丈が短く、出穂も十四日から十七日の遅れとなっており、八月末になっても出穂しない地域も一割以上見られ、各地の不穏率は五〇%から一〇〇%にもなっているとのことであります。 このような状況から、九月十五日現在の同県における作況指数は、四二となっており、推計被害額は、水稲を中心に八百五十一億円と、昭和五十五年の六百八十二億円をはるかに超えるものとなっております。