1975-02-14 第75回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号
また、共産党の不破哲三書記局長が予算委員会におきましてこの問題について明らかにしたメモを見て、大気部会の鈴木武夫さんはこういうことを言っておられる。私たちに回ってくる資料は専門委員会の結論だけだ、そこでの審議の過程は全部省かれている。専門家が審議したんだから、その結論を信用する以外にないという機構になっている。そもそもの問題はそこにあるということを、非常にはっきりと言っておられます。
また、共産党の不破哲三書記局長が予算委員会におきましてこの問題について明らかにしたメモを見て、大気部会の鈴木武夫さんはこういうことを言っておられる。私たちに回ってくる資料は専門委員会の結論だけだ、そこでの審議の過程は全部省かれている。専門家が審議したんだから、その結論を信用する以外にないという機構になっている。そもそもの問題はそこにあるということを、非常にはっきりと言っておられます。
ところが、共産党の不破哲三書記局長が衆議院の予算委員会で明らかにしましたように、科学的、技術的に公正な審議が行われなければならない専門委員会の討議が業界に筒抜けになっている。しかも自動車業界は挙げて対策を行う。結局、業界の手のひらの上に自動車公害専門委員会があり、その自動車公害専門委員会の上に大気部会があり、中公審の総会がある。そして、政府がまたそれをそのまま認めようとしている。