1995-01-27 第132回国会 衆議院 予算委員会 第3号
現に、今方々で議論されております不燃都市の再建、そのための特別立法なども議論されておりますし、その中には私権の制限もある程度はやむを得ないというようなことも出てくるわけであります。 みんなが協力をしてつくり上げていかなきゃならぬ問題でありますから、どうぞそういったことに対して積極的なお考えをお持ちいただくように、この点についても村山首相から改めて今のお考えを聞かせていただきたいと思います。
現に、今方々で議論されております不燃都市の再建、そのための特別立法なども議論されておりますし、その中には私権の制限もある程度はやむを得ないというようなことも出てくるわけであります。 みんなが協力をしてつくり上げていかなきゃならぬ問題でありますから、どうぞそういったことに対して積極的なお考えをお持ちいただくように、この点についても村山首相から改めて今のお考えを聞かせていただきたいと思います。
日本の建造物を木造都市から一挙に不燃都市へ脱皮させることは、これは大変なことではございますけれども、各省庁協力して不燃都市、都市不燃化のやはり具体的長期計画というものを設定する時期ではなかろうかと、こう思うんでありますが、そうした御計画をお持ちでございますか。
○説明員(林忠雄君) 現実にその不燃都市を建設するというのは、やはり非常に不幸なことでございますけれども、今度のような場合、あるいは日本の場合は、かつて関東大震災あるいは昭和十九、二十年のあの空襲にして都市が一面焼け野原になっている、ああいう機会をとらえない限り、なかなか困難であろうことはおわかりいただけることと存じます。
あとで東京都からお話があると思いますが、現在急に絶対的の不燃都市をつくるのはむずかしいということで、応急的に避難ということでしぼって対策を立てるにいたしましても、たとえば拠点をつくったり、大きな避難広場をつくったりいたしましても、そこに逃げていく避難道路というようなもの、あるいはそういうものをどうして誘導していくかというようなここにつきますと、すぐ方々の官庁と関係した対策がなされなければならない。
木材の町大館は、過去四回の大火災に見舞われており、火に弱い町並みの体質に加えフェーン現象の起こりやすい地形条件を考えるとき関係当局は、今度こそ徹底した不燃都市の建設に邁進されるよう強く希望するものであります。 第三は、河川関係についてであります。
そのため同市のこれまでの事業は、火災復興一本にしぼられた感があり、市当局は耐火建築に対する補助措置、その他不燃都市の造成に力を注いで見るべき効果を上げておりますが、ために市の財政に大きな負担となっております。 第二は、地方税関係について申し上げます。 今次の地方税制改正の結果として特に道府県民税の徴収が問題とされておるようであります。
御承知のように全国的に統一した不燃都市促進協議会がございます。そこからも、いろいろな注文も来ておりますけれども、そのうちで、住宅との併用建築物に対する融資だけに限っているような理解のもとに、純然たる事務所建築にも貸してくれというようなことを言ってきておりますが、その点は、どうなんですか。これは住宅だ何だという制限はないはずのものです、その点いかがですか。
道路だからやるのだ、従ってお前たちはこうせい、あるいは土地の区画整理を都市計画でやるのだから、お前たちはがまんせいということでなしに——がまんをしますけれども、一面においては、もう少し改良したいい家を建てて、不燃都市を作るというようなことに率先して努力していくように、やはり総合的に考えてやるのがいいのじゃないかということを、このごろ痛切に感じております。
これは政府自身が不燃都市を作るために防火帯という一つの防火地区を設定して、これに補助金も与えている。おおむねそれらのものは日本住宅公団でいえば市街地施設付き融資方法というもの、それから住宅金融公庫の分でいきますと、やはり中高層になると思うのです。
これらのげたばき住宅に住まんとする市民は、都市計画の要請に応じ、あるいは不燃都市建設のため都市改造の一翼をにない、都市住民を災害から守らんがために、苦しい資金運営の中から不燃建築を行なわんとするものでありまして、大企業である海運業者に対しては利子補給まで行なって、あたたかい手をさしのべる政府が、ささやかなげたばき住宅に住まんとする商工業者に対し、金利の引き上げという冷たいむちを加えんとするがごとき行為
燃えたあと不燃都市になって、危険でなくなった。大館なんかもその通りですよ。二度燃えて、初めて危険都市から名が消えたわけです。燃えるということはわかっておったのですよ。何とかしなければならぬと言っておった。能代市は危険都市として指定されておったのですが、これはまだ一ぺんしか焼けませんから、まだその名前は消えておらぬという現状です。あなたの方は、危険都市になっているでしょう。
そのAくらいのところは焼けたあとで不燃都市にするというような、そんなばかげた、国民を愚弄した政治のやり方というものは私はないと思う。もし新しい自治省を作れば、地方自治はよくなるのだ、また消防も強化されるのだ、そういうふうな構想があるとすれば、私は自治省という名前になってもいい。とにかくあなたの消防を強化されるという意見には私は賛成です。
それから公営住宅及び義務教育施設の不燃率を大幅に向上いたしまして、不燃都市を建設するのに資するようにしていきたいというように考えておるわけでございますが、公営住宅の不燃率もたとえば東京を例にとりますと、現在わずかに約六〇%程度の不燃率でございます。
予算の重点としましては、不燃都市の建設を促進するため、公営住宅及び義務教育施設の大幅な不燃率の向上をはかるとともに、道路街路の整備、下水道の建設促進等に特に力を入れたのであります。
われわれといたしましては、特にそれらの問題を注意いたしているのでございますが、これを防止する方法といたしましては、この席でも申し上げましたように、まず第一に消防力を増強して対策を講ずるということ、またそれとからんで都市計画を実行していく、不燃都市を作る、さらに不燃の建物を作る、あるいは防火地帯を作るということ、これは建設省の所管になりますが、直接私の方の火災予防にも関連いたしますので、建設省とも十分連絡
これは所管は文部省でございますから、住宅局長さんに直接な関係がないと考えるのでございますけれども、しかし防火建築帯という建前からいたしましても、やはり密接な関連があると思いますので、この鉄筋建築に対するところの建設省の立場としての文部省との折衝をどのように進めて御尽力願っているか、原形復旧という建前から言うと、これは困難であると思うのでありますけれども、防火建築帯という不燃都市を作る、そうして公共建物
ことにわれわれそれの現場を見て、また話を聞きまして、一番大切だと思うのは、やはり不燃郡市を建設すると言いますか、ああいうふうな狭いところにごちゃごちゃと元の町をそのままなんということでは、これはまた再び大火事を起すもとになりますので、よほど思い切った都市計画を立てて、不燃都市を作るというぐらいの意気込みでやらなければならないと思います。
いつも不燃都市の建設を大きく打ち出されて私たちを喜ばしておりながら、予算面では年々減っていく、こういうことではやはり国民の信頼を受けることができないのじゃないかと思うのであります。これにつきまして明年度におきまして、防火助成費の大幅な増額を考えておられるのかどうか。
なお魚津市の復興に当りましては、最近頻発する都市における大火災の経験にかんがみまして、不燃都市建設を眼目にして参る所存であります。 以上簡単ながら御説明を申し上げます。
従ってやはり不燃都市の実現ということが大きな問題になってくるわけですが、大火にあった都市は独自の立場から不燃都市を実現させようという計画を立てておられると思うのですが、その場合一番問題になるのは都市計画の場合です。都市計画の場合には各都市計画委員会等が設けられて、その市町村で都市計画を立てるわけです。その場合一番問題になるのはやはり土地の問題です。
なお昭和二十八年四月、昭和三十年五月及び今回、この三回にわたる大館市の大火災の経験にかんがみまして、不燃都市の建設を目途といたしまして復興をはかって参りたい、かように考えておる次第であります。以上台風第九号による災害並びに大館市の大火に対する状況及びこれが対策について概略を申し上げた次第であります。
○鎌田説明員 大館市の火災の復旧対策の根本的な考え方につきましては、先ほど大臣から申し上げましたように、不燃都市を実現するためにあらゆる策を講ずるという考え方でございます。そこで防火帯の設定で、ございますが、この大館市は、実は前々回の大火のときに一部防火帯をすでに指定をいたしておりまして、そのうちの一部分の事業について実施をいたしております。
万難を排して不燃都市を作りたいという市当局、また地元の人たちも考えておるようであります。先ほど防火帯の話が出ましたが、これはぜひ実施していただきたい。私からも希望を申し上げますが、ただここで問題になるのは、国の補助以外に市と県の負担があるわけでありますが、秋田県も大館市も非常に財政が貧困な地方公共団体であります。
もしも実際にあなたがその気になるならば、私ども一緒に参画して、不燃都市と申しますか、このような災害がないような策をとりたいと思います。これは決して金がないから、予算がないからできないのだ、国が貧乏だからできないのだというのじゃないのです。意欲の問題、やろうと思えばできるのです。それを政府が今まで指導しない。
口でこそ耐火建築とか不燃建築とかいったって、国民生活と——国民生活というのは国民収入です、こういうものとマッチしたもので、なおかつ耐火構造、不燃都市というものの建造ができるのです。可能なんです。こういう点は、今まで気がついたか気がつかぬか知らぬけれども、参議院の良識は必ずその方向に向うとするならば、修正したってかまわぬと思うのだが……。