1964-11-18 第47回国会 衆議院 地方行政委員会 第1号
それを出てきたのは、普通の不法デモだというふうに現地の機動隊が認識しておって、それに襲いかかった。そこに混乱の原因があったから、それを楢崎代議士が中に入って制止した。学生は、私たちのデモの範囲ではありませんよ。
それを出てきたのは、普通の不法デモだというふうに現地の機動隊が認識しておって、それに襲いかかった。そこに混乱の原因があったから、それを楢崎代議士が中に入って制止した。学生は、私たちのデモの範囲ではありませんよ。
それに対しまして、アリのようなとか、あるいは入ってくるときに一時間もかかって不法デモをやったとかというふうなことを課長がべらべらつけ加えたからだけれども、あなたのは、はるか向こうのほうを見るとゲートのほうに集まっておる、そういう判断して、これはデモになりやせぬかといって心配をした。これは非常にオーバーな、過剰なんだけれども、これはまた問題だけれども、そうあなたは言っている。
○大原委員 誘導して出していったということは、私のことばに同調しておられるわけですが、誘導している場面が不法デモだ、一時間もかかった不法デモだ、こういうふうな前提で話は進んでいたんですよ。あなたの記録を見てごらんなさい。長官の記録を見てごらんなさい。そういう前提で進んでいたのですよ。それを私は質疑応答で事態を明らかにしておるのです。
従って不法集会、不法デモになり、場合によって相当の事態も起こす危険性がありましたので、警視庁としましてはこれに対しまして必要なる警告、場合によって制止、阻止の態勢をとらなければならないということで、過去の経験よりいたしますれば、例のないほどの五千七百余名の警察官を国会周辺に配置をいたしまして、事態の円滑なる処理ということをはかったわけでございます。
○柏村政府委員 ちょっと誤解があるのではないかと思うのでありますが、まず国会へ乱入した一万二千というものを計画的に指導したものがあるかないかという問題と、あの請願デモ全体二万五千集まったと申しましたが、そういうものを集団的に集めて、いわゆる不法デモを行なったというものとは分けて考えていただきたいと私は思うのです。
従いまして、こうした不法集会、不法デモについて警視庁のとった規制措置というものは私は妥当なものであったというふうに考えておるのでございます。
それから警視庁でこれを規制するというのは、請願を規制したのではなくて、不法集会ないしは不法デモを規制したということであって、請願に関して請願をやめさせようとして規制したものではないということをわれわれはよく考えて、そういうつもりでやっておりますが、そういう警察の意図であるということをお考え下さって、決して国際情勢等のいずれかにおもねるとか、いずれかをきらうという態度から警察が行動しているものでないことを
しかも不法デモ隊が議事堂の構内に侵入する当時の実況をフィルムその他で見ましたときに、社会党の浅沼書記長を先頭にして多数の社会党国会議員が先頭に立たれ、そのあとにあのデモ隊が構内に入ったということにつきましては、これは徹底的に責任を究明する必要があろうかと思うのであります。
当然これが都公安条例に違反する不法集会になり、また不法デモになるということを察知いたしまして、このまま放置するならばどんな事態を起こすかもしれないということで、要所要所に警察官を配置してこれの行動を阻止する態勢をとったということは、私は警視庁として当然の措置であったというふうに考えておるわけであります。
それと主催者側の統制力の欠如から相対的に一部尖鋭分子の乗つ取り方針が強く押し出されまして、不法デモに発展する可能性が、すでにデモ行進出発直前に危惧されておつたのであります。