1978-03-28 第84回国会 衆議院 商工委員会 第11号
のときには、当時得られる最善の資料で展望いたしましても、その後基本的な情勢の変化によって、一号にございますような設備の処理を必要とする限度を超えるような内容に結果的になってしまったというようなことが指示カルテル施行中に生じたというような場合に、主務大臣に対して取り消しの請求をするのでございまして、これは先ほど申しましたように、こういう規定は、そもそも独占禁止法に規定がございますから、それに基づいて不況カルテル認可
のときには、当時得られる最善の資料で展望いたしましても、その後基本的な情勢の変化によって、一号にございますような設備の処理を必要とする限度を超えるような内容に結果的になってしまったというようなことが指示カルテル施行中に生じたというような場合に、主務大臣に対して取り消しの請求をするのでございまして、これは先ほど申しましたように、こういう規定は、そもそも独占禁止法に規定がございますから、それに基づいて不況カルテル認可
第四は一緒というようなことで、原紙メーカー側が、いわゆる条件つきに段ボールメーカーが賛成したものを、その条件の方はずっと延ばして案を直して、不況カルテル認可の日に段ボールメーカーの方に中身はなるべく自分の都合のいい方に直して持ってくる。これもどうも私は解せないのですね。
このときに、公取が従来のやり方に固執し、不況カルテル認可も不承不承であったり、小刻みであったり、また、公取は経済界の実態がわからぬし、言い過ぎになるかと思いますが、わかろうとしない面すらあります。しかし、公取委員長を初め各委員のそのような非常識はしませんよという当国会での裏づけができれば経済界としての不安は軽減されるかとも考えます。
政府の不況カルテル認可についての基本的な態度、これはどういうことか、お伺いしたい。
現に、鉄鋼業界の不況カルテル認可は、特定の商品に限るという解釈を越えた、独禁法運用の緩和と言わなければなりません。総理は、物価抑制の立場から、競争促進政策をどう位置づけようとされるのか。
○大森創造君 その次に、これは私の考えでございますが、認可要件については、不況カルテル認可の際の要件、これは私から申し上げるまでもなく、関連産業が倒産に近い、不況で販売店が倒れそうなときに不況カルテルを許しておりますが、その不況カルテル認可の際の要件に近い要件をつけるということについては、北島委員長、いかがお考えですか。
○岡田宗司君 不況カルテル認可の基準というものが、ここに案として配付されているこの認可の基準というものは、殊に第一の特定の商品の需給が著しく均衡を失しているという問題でございますが、この特定商品の需給が著しく均衡を失しているということの認定がこれが非常にむずかしい問題で、何を以て著しく均衡を失しているかということが問題になつて来ると思います。