1980-10-24 第93回国会 参議院 決算委員会 第2号
○政府委員(松浦昭君) ただいま先生のおっしゃられましたいわゆる東和農協の不正貸付事件に係る負債でございますが、この事件に関連をいたしましたものを含めまして、いわゆる東和農協に生じました固定化債務は、県当局からの報告によりますと、その後回収をいたしまして、五十四年度末現在で、共和実業関係二億四千八百万円を含めまして、二億八千九百万円というのが固定化しているという状態でございます。
○政府委員(松浦昭君) ただいま先生のおっしゃられましたいわゆる東和農協の不正貸付事件に係る負債でございますが、この事件に関連をいたしましたものを含めまして、いわゆる東和農協に生じました固定化債務は、県当局からの報告によりますと、その後回収をいたしまして、五十四年度末現在で、共和実業関係二億四千八百万円を含めまして、二億八千九百万円というのが固定化しているという状態でございます。
この私が算術計算か、素人計算か知りませんが、この前の委員会で言った和歌山県の東和農協不正貸付事件、これは農林省からいろいろ資料をもらっておるわけでありますが、これは隣の土地ですね。
○和田静夫君 もう一つ伺っておきますが、株式会社エヌエス本社、これに対する暴力団事件として、元専務及び支店長が第一審実刑判決を受けたあの不正融資ですが、不正貸付十五億八千万円、これは担保評価三、四億ぐらいでしょうか、現状では処分不可能に近いものですから、評価できないと言うべきかもしれませんが、この件はどう処理されましたか。
金が足りないなら、貸した金を早く取って次に貸すということを重点にものを考えると思うのですが、金がだぶついているからいいやいいやで不正貸付をしている、こういう状態でこれは放擲していると見ざるを得ないのですよ。監督官庁の大蔵省、どうでしょう。
あるいは業務方法書や融資要項が間違っていないとするならば、これは明らかに不正貸付じゃないか。不正貸付を大蔵省が認めて、かりに受託金融機関としても取り締まりをしなかったという責任は一体どこにあるのですか。なぜそういう受託金融機関について取り締まりか何かやらなかった理由はどこにあるのですか。当然やるべきものだったのにやらなかったという理由は、一体どこにあるのですか。
○勝澤委員 そこで、貸付の二割も不正貸付がある、検査院は不適正な融資と、こう言いますが、言うなれば不正貸付がある。一体そのような原因は、公庫としても十分お考えになっていると思うのですが、お金を貸したあとの貸付先の監査なり検査なり、こういうことは公庫の方ではやられておるのですか、やられておるとするならば、どういう形でやられておるのか、御説明願いたいと思います。
しかも相手方は、数年来不正貸付で、あなたが特に監督指導しなければならない千葉銀行です。そこで、あなたが、いや融資のことではないよと言いながら、最も融資に一生懸命になっておる人を、よろしく頼むと紹介することの責任を感じませんか。それで、あなたはてん然として、これでおれは、何も融資のことを頼まれた覚えはない、よろしく頼むと言われただけだと、こう言っておられますか。 重ねて聞きましょう。
○佐々木(秀)委員 私が当委員会において取り上げてお尋ねしている問題は、要するに不正貸付の問題、あるいは政治家がその貸付にどう動いたかということが、当委員会の調査内容であると思うのであります。銀行の貸付状態とか、そういうものは、営業上でありますから、いろいろその銀行のやり方がございましょう。
○相馬助治君 この問題は、私どもは、中金の不正貸付あるいは、不正ということができなかったならば、不当な貸付の疑いがあるという意味で、いろいろお尋ねしておるわけですが、どうも島委員の質問から答弁されるところを聞いて参りますと、いろいろ派生的な複雑な話が出て参って、さっぱり私どもには、いよいよ聞けば聞くほど、証人の話を聞けば、問題の核心をつかんでくるはずなんですが、聞けば聞くほどわけがわからなくなってきてしまっておる
これは、役員に残念ながら金融の経験を十分積んだ者がなかったために、不正貸付なり、無計画な経費支出があったというような状況でございます。これは、三十一年の一月二十四日に、業務停止命令が出ているわけでございます。三十一年の一月十日現在におきます預金額は、千三百十六万九千円となっております。現在なお業務停止中でございます。 次に、千葉県におきます千葉商工信用組合というのがございます。
○平岡委員 それでは本論に入りますが、本日の朝日を初め数紙の報道によりますと、東京都千代田区神田神保町の第一相互銀行をめぐる不正貸付事件は、福岡県庁にも飛び火し、山本兼弘副知事、岩佐秀盛出納長まで背任容疑で逮捕されたとのことであります。
そうすると、結局普通銀行がこれを大いに利用しちゃって、そして不正貸付を国家の金でしりぬぐいをする。ところが、一方零細な金融ですね、中小企業に役立たせなければならぬという保証協会の方は、非常に良心的に再保険をしておるので、結局保険金として受け取る額がたった一〇%ぐらいである。
きょうの新聞を見ましても、信用組合が二億も不正貸付をやったということが載っておるのでありますが、これは信用組合というものは、大蔵省なり通産省なりの直接監督下にないのだということでほっておける問題ではないのであります。
うわさに聞くと、四億円ほどの不正貸付をやったとかいう理由を聞いておるのですが、やめた、やめさせた理由、そんなことがわからぬはずはないでしょう。お尋ねします。
別に根橋前常務の責任で不正貸付があったという事実は、私は承知いたしておりません。
不正貸付、厖大な偏在した貸付をしているから、それでオーバー・ローンしているわけです。二兆六千億のところで二兆七千億も貸付をしているわけです。それだから国家が中小企業というものをどうしても今のようなお考えでは困るわけなんです。その点を一つやつて頂きたい。まあ併し考える、こういうことですから、一つここでそれ以上は善良なあなたには申上げません。それ以上追及することは……。
そこで東京地検におきましては、第一に、日本海運関係について、一月七日社長の塩次鉄雄、続いて専務取締役の佐藤裕信を逮捕いたしまして、塩次について一月二十七日に商法違反として、昭和二十七年七月十六日ごろから同年の八月十五日ごろまでの間に、前後七回にわたつて、日本特殊産業株式今会社に対して手形金額合計一千百八十三万五千円の不正貸付をなした事実について公判の請求をいたしました。
○磯部参議院労働専門員 私からということでございますが、実は私もその点につきまして専門的にまだ研究するひまは持つておりませんが、私が金庫関係の当局から常々聞いておるところによりますれば、今日までのところ不正貸付並びにそれによる貸付金のこげつき、または役員の不正行為による損失というようなものは、まだ一件もないと聞いております。
新聞の記事を見ますと、朝日新聞—読売新聞にも出ておりますが、金融金庫の不正貸付で業務部長が検事局送りをされておる。これは一部を物語るものであつて、相当深刻なものがあるであろうと私たちは想像するのであります。この点について内容を私はお尋ねしはうとは思わないのでありますが、最近金融が非常に枯渇して、糸へんとか何へんとか倒産するものが相当数多いということを言つております。
而もこういう千葉銀行の不正貸付問題というのが起つて、それが国警隊長が財界撹乱の虞れがあるからといつて捜査を打切つて、その後においてそこの頭取の古莊四郎彦氏が世界連邦会議に出席の場合に、六百万円も、これは公表された金額だそうですが、外貨を獲得して、そうして我々から見れば贅沢に使つて濫費したというように見えるのですが、非常に大切な外貨をそのように使つていいのかどうか、そういう問題なんです。
○木村禧八郎君 この千葉銀行というのは前にも不正貸付問題で取調べを受けたのだそうですが、国警隊長が銀行を調べると、それが取付になる危險がある。従つてそれは財界撹乱の虞れがあるから、その不正貸付けの捜査を打切る、こういう声明を出して、これを打切つたそうでありますが、大蔵省銀行局としてはそういう場合にこれは検査をしなければならないのではございませんか。その点はどうなんですか。
○木村禧八郎君 そういう不正貸付があつたかどうか、私は知りませんが、併しそれを国警隊長が、例えば株主が集つて、その不正貸付けの問題について協議するとすれば、これは財界撹乱の虞れがあるから、これを打切ると声明して、そういうことをさせないようにするということは、国警隊長にそういう権限があるのでございましようか。
お手元に差上げてありまするのは二千万円の不正貸付の関係でございますが、これは大体穴になりまするが千六百万円見当であります。それから価格調整公団の福岡の砂利支部のものでございます。これは千七百万円の不正の金額に対しまして、国といたしましては六百四十万円だけはすでに回收いたしておりまするので、千万円とちよつとが実損額ということになつております。
併し長谷川某の甘言によりまして、いつの間にかこの預金が担保といたされまして闇金融に使用されまして、長谷川はこの協和銀行の新橋支店から二千万円の不正貸付を受けました。このうち約三百万円が回収されまして、千六百万円の穴があいておるということになつております。この事件も御承知の通りすでに検察当局で調べられておる次第であります。