1987-09-10 第109回国会 参議院 法務委員会 第5号
○政府委員(小林俊二君) 仰せのとおり、もし不正在留者すなわち不法入国者あるいは不法残留者の数が取るに足らないものであるならばそういう結論になり得るかとも思いますけれども、実際には、先ほど来御説明申し上げておりますとおり、不法残留者の数は年々増加の一途をたどっておるわけでございます。既に一万人を超えております。
○政府委員(小林俊二君) 仰せのとおり、もし不正在留者すなわち不法入国者あるいは不法残留者の数が取るに足らないものであるならばそういう結論になり得るかとも思いますけれども、実際には、先ほど来御説明申し上げておりますとおり、不法残留者の数は年々増加の一途をたどっておるわけでございます。既に一万人を超えております。
したがって、外国人については、不正在留者と正規在留者を区別する必要があるというところに最も基本的な違いがあろうというふうに申し上げるべきかと思います。
○政府委員(小林俊二君) もちろん、こういう正規在留、不正規在留を立証する手段に伴う負担というものは、その原因となっている不正規在留者、不正規入国者の側に課することができればそれは公平の原理からいって最も望ましいわけでございますけれども、事の性質上、不正入国者、不正在留者に不正入国者、不正在留者証明書というものを持たせるわけにまいりませんので、やはり正規在留者の側に正規在留者であるということを立証する