1952-04-02 第13回国会 衆議院 外務委員会 第17号
そういう際にまで私ども手をこまねいて、ただ不正侵略者のなすがままにされていなければならぬ、こういう不自然なことを憲法が命じておるのではありません。だからそういう場合の自衛は憲法において認めておる自衛だと思います。
そういう際にまで私ども手をこまねいて、ただ不正侵略者のなすがままにされていなければならぬ、こういう不自然なことを憲法が命じておるのではありません。だからそういう場合の自衛は憲法において認めておる自衛だと思います。
これと同様に、間接侵略の場合に私が今申しました程度の具体性が国外の勢力と国内の内乱勢力とにあるということになりますれば、そこに国外における不正侵略者というものが現われて来ている。従つてこれに対してどうしてもわが国としましては対処しなければならぬという問題が当然に起ると思います。すでに国外において不正侵略者が現われている。