1973-03-29 第71回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
○中村波男君 いわゆる酪農の不振、停滞、横ばい、落ち込みとなるわけでありますが、その原因を多頭飼育にあるんだと、多頭飼育するためには、相当な投資がかさみますから、その金利的な負担と申しますか、圧力等があって停滞しているんだと、こういう私は認識というのはおかしいと思うんですが。乳価は大体適正であったんだと、乳価が安いから酪農は停滞した、落ち込んだということはないという認識ですか。これは重大ですよ。
○中村波男君 いわゆる酪農の不振、停滞、横ばい、落ち込みとなるわけでありますが、その原因を多頭飼育にあるんだと、多頭飼育するためには、相当な投資がかさみますから、その金利的な負担と申しますか、圧力等があって停滞しているんだと、こういう私は認識というのはおかしいと思うんですが。乳価は大体適正であったんだと、乳価が安いから酪農は停滞した、落ち込んだということはないという認識ですか。これは重大ですよ。
(拍手) いまさら言うまでもなく、中小企業に今日の不振停滞をもたらした根本の原因は、保守党政府の一貫した経済政策、特にここ数年来の高度経済成長政策という、大企業偏重、中小企業虐待の経済政策にあるのであって、決して自然的現象ないし歴史的必然の結果ではなく、まさに政策的、人為的な中小企業の苦境なのであります。
わが国の経済の構造は、大企業と中小企業との間に大きなみぞがあり、中小企業の不振、停滞は、この構造的欠陥によるものであります。
昨年の夏秋蚕に引き続く本年春蚕の豊作により、生糸の供給が著しく増加するにもかかわらず、需要は内外の経済情勢から不振、停滞しておる異常の需給事情にかんがみまして、昭和三十三年産の繭及びこれを原料とする生糸の余剰のものを市場からたな上げして、その価格の安定をはかるため、本案が提出されたのであります。