1977-11-18 第82回国会 参議院 運輸委員会、大蔵委員会、物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号
ある一県の知事のごときは、ほかの不景気対策なんか全然やってくれなくてもいい、全部県知事がやるけど、この新幹線だけは何とかしてくれというようなそのくらいの要望で、不承気だと言ったら、予算がなけりゃ国有地だけでも、トンネルの穴だけでもつけてくれりゃみんな気持ちがよくなると、こういうくらいに期待をしている、これが実態じゃないでしょうか。
ある一県の知事のごときは、ほかの不景気対策なんか全然やってくれなくてもいい、全部県知事がやるけど、この新幹線だけは何とかしてくれというようなそのくらいの要望で、不承気だと言ったら、予算がなけりゃ国有地だけでも、トンネルの穴だけでもつけてくれりゃみんな気持ちがよくなると、こういうくらいに期待をしている、これが実態じゃないでしょうか。
不承気の問題はそう簡単に私解決できると思わない。むしろこれは私から言うと意見になりますが、資本主義の体制的な危機の問題ですから、そう簡単ではないと思う。だから受給期限が切れた後どうするんだということ、それから職業補導の問題をどうするか、こういう点をもう少し具体的に労働省としては考えていかなければならぬじゃないか。
○国務大臣(菅野和太郎君) 四十一年から三年間非常に違ってきておるということは、これはわれわれもその点においては、責任があるのでありますが、大体が昭和四十年、異常の不承気でありましたので、そこでその四十年の不景気なときを基礎として四十一年の見通しをした。ところが、経済成長が非常にすばらしい成長を見ましたのでそこで実績が違ってきた。
だから、日本としては三%近い成長では不承気になり、いかないのです。三十二年、三十三年をごらんくださいまし。消費者物価が下がり、失業者がふえ、これじゃ日本の経済はもたない。二、三%程度じゃそういうことになってきますから、私は日本の経済は六、七%というのが、あるいは七、八%というのが安定な成長である。これを続けていこうとしているのであります。当初の目的と変わっておりません。
こういうものを置いて、そして景気不承気の調整役にしている。そして企業がぐんぐん景気よく高利潤が上がるときには、この諸君を夜に昼をついで、一生懸命に低賃金に働かして搾取しておいて、そしてもうける。今度は不景気になってくると、もう用事がないからといって、すぱっと切ってまう。ぱっと切ってしまう。こういうような労働行政が日本以外のどこにありますか、日本以外にありますか、先進国にございますか。
なるほど従来におきましては川俣さんの御指摘のように、不承気の場合にメーカーが農機具製造に転換し、景気がよくなればほかへ行ってしまうというようなことがあったと思いますが、今後は私どもも大きく農業の近代化、機械化ということでその所得を引き上げ、生産効率を高めるという主張であります。
不承気を作るというのは非常に言葉が悪いのですが、要するに縮小均衡をやろうということで組まれた、今の場合は先ほどからのお話ではっきりしておりますように、もう底へきてこれからは上向きになる、三十四年度には七百億の減税もあえて行える、こういう状況になっておるのでありますから、そういうときに依然として一貫政策としてやらなきやならぬとおっしゃる意味はわからない。ここが一番の問題点なのであります。
なお、たばこの消費の状況を見ておりますというと、景気、不承気が影響するわけでありまするが、どうもその影響はほかの物資と違いましてすぐに響くというよりは、半年以上遅れてくるというような傾向がございます。
私は今の表でも明確なように、敗戦後の日本において非常にぜいたくだと思われるのは、われわれの一般家庭において精白糖の使用量が多いということ、どうしてこういう精白糖でなければならぬか、私が砂糖屋に買いに行けば、大体精白糖がざらめ、上ざら、いいざらめよりないのです、消費者はいやおうなしにこれを買わなければならぬ、ところが戦争前には私ども大正の末期から不承気時代を知っておりますが、普通の家庭ではなかなか百姓
今まで事業がとんとんで行つておつた、あるいは赤字でもつて事業税を拂つておらなかつたというような全社は、私は非常に不承気な中小企業に多いと思う。辛くも事業を営んでおる。しかし今回の改正によつて、そういうところに今度は税がかかる。