1967-05-10 第55回国会 衆議院 建設委員会 第6号
ところがそれが三百三十円というふうな価格で交換が行なわれて、そして去年の秋から農林中金の問題は非常な疑惑の対象になって、不当払い下げをやった張本人がもうおくめんもなしに総選挙に出ておる、こういうふうなことは全く許すべからざることです。こんな許すべからざることを豊さんはやっておるのですが、それではそういう不始末をやらかしたことに対する責任体制というものが全然ないということです。
ところがそれが三百三十円というふうな価格で交換が行なわれて、そして去年の秋から農林中金の問題は非常な疑惑の対象になって、不当払い下げをやった張本人がもうおくめんもなしに総選挙に出ておる、こういうふうなことは全く許すべからざることです。こんな許すべからざることを豊さんはやっておるのですが、それではそういう不始末をやらかしたことに対する責任体制というものが全然ないということです。
そういう形でいままで国有財産の不当払い下げというものが非常に多いし、現にいま問題になろうとしておるものもあるわけですよ。 たとえば、こういうのはあなたのほうの検査でどのくらいな権限が持てるのですか。緊急開拓を終戦後やりましたね。国有地開放をやってどんどん食糧増産をやれ、餓死者が出るんじゃないかということで緊急開拓をやって、国有地を開拓農民に払い下げた場合、これは法律上個人売買はできない。
まず、共和製糖の問題でございますけれども、この事件は、御承知のように、一番最初は、この間起訴されました、実はわれわれ社会党のかつて同志でございました相澤君が火をつけたのでありまして、その後、また大森君あるいは公明党の二宮君等がいろいろ財産の不当払い下げ等の問題をめぐって火をつけました。
これは財産の不当払い下げと同じように、教育のためと言って、いやがっているのを無理に説得して買い上げて十年間放置して、今度はこれをまた使うのか使わぬのかわからぬという形で臨時的にそこに建てるのだと、それでは了承できませんね。これは逆に言うと、国費の乱費にもなりますよ。そういう臨時的なものをつくって、恒久的なものは別なんだ。
一部は運動場に使われておりますが、私はここに、国有財産の不当払い下げという問題もさることながら、国が使うと称して目的を言って安く買い上げたものを長期にわたってそれを使用しないで放置しておる。こういう形についてどういうふうにお考えになっておるのか。つまり、土地を出した者は、何とか教育のために協力するということで非常に安い価格でこれが買い上げられた。
それがたまたまこういうふうに不当払い下げによって問題がはっきりしてきたものを、本人の身のためにならぬから、これをしばらく延ばしておくというふうな点は、私は首肯しがたいと思う。そういうふうに私は考えておるわけですが、とにかくこの土地を七百三十坪を二百三十三万円で払い下げたということは、およそこれは不当であると思う。大蔵大臣は適当でないと思う。こんな答弁で私はごまかされませんよ。