1952-05-08 第13回国会 衆議院 本会議 第39号
しかも今日、不完全講和発効を契機として、国内外の諸情勢が、かかる輸入食糧に一方的に依存する政策の実現をすら許さない実情にあるとき、政府が再び本案の実現を期せんとすることは、農民に対しては低価格を強要し、消費者大衆に対しては、流通の混乱による市価の変動によつてますます家計を圧迫し、製粉その他麦加工業を営む中小企業者を崩壊せしめ、結局において大資本の利益に奉仕せんとする政策でありまして、本案はわが国食糧政策
しかも今日、不完全講和発効を契機として、国内外の諸情勢が、かかる輸入食糧に一方的に依存する政策の実現をすら許さない実情にあるとき、政府が再び本案の実現を期せんとすることは、農民に対しては低価格を強要し、消費者大衆に対しては、流通の混乱による市価の変動によつてますます家計を圧迫し、製粉その他麦加工業を営む中小企業者を崩壊せしめ、結局において大資本の利益に奉仕せんとする政策でありまして、本案はわが国食糧政策
しかも今日不完全講和発効を契機にして、国内外の諸情勢はかかる輸入食糧に一方的に依存する政策の実現をすら許さない実情にありますとき、政府が再び本案の実現を期せんとすることは、農民に対しては低価格を強要し、消費者大衆に対しましては流通の混乱による市価の変動によつてますますその家計を圧迫し、あるいは麦類加工の中小業者に対してはその崩壊を促進し、結局において大資本の利益に奉仕する政策でありまして、わが党は根本的