2000-05-16 第147回国会 参議院 文教・科学委員会 第17号
そこで、前回同様、大臣と総括政務次官の間で私の質問通告についてしっかりと打ち合わせをしていただくという前提のもとに、私も与党でありますので、以後、私の大臣に対する質問については河村政務次官にお答えいただくということで一応了解はいたしましたが、極めて不完全燃焼であることを申し添えておきます。そして、官房長から一言ぐらいあいさつがあってもいいのではないかというのが率直な私の気持ちであります。
そこで、前回同様、大臣と総括政務次官の間で私の質問通告についてしっかりと打ち合わせをしていただくという前提のもとに、私も与党でありますので、以後、私の大臣に対する質問については河村政務次官にお答えいただくということで一応了解はいたしましたが、極めて不完全燃焼であることを申し添えておきます。そして、官房長から一言ぐらいあいさつがあってもいいのではないかというのが率直な私の気持ちであります。
それから、不完全燃焼を見るための一酸化炭素ガスの測定ということも基本的に大変大切というふうに思っております。 ですから、そういう意味では、ダイオキシンの濃度測定よりは、温度の連続測定、一酸化炭素ガス濃度の測定というのが基本にあって、ダイオキシン濃度を見るというのが基本だろうというふうに思っております。つまり、それによって炉の管理がはっきりわかるというふうに思っております。
不完全燃焼等による生成、洗煙排水処理水の循環利用による増加、湿式洗煙塔の水系への濃縮、開放型冷却塔からの排出、これが高濃度汚染を引き起こした原因と指摘をしているところです。さらに、この排出総量を試算してみますと、煙突からは百十四グラム、開放型冷水塔からは百十グラムというふうになっているわけです。
ダイオキシン類が生成されるのはビニールやプラスチックが同時に燃やされて不完全燃焼のときだということを考えるならば、十年以前、ずっと前はビニールやプラスチックというのは余りなかったのじゃないかなという感じもするんです。
なお、いわゆるダイオキシンの測定にあわせまして、ダイオキシンは先生御存じのように不完全燃焼の際に非常に発生しやすいわけでございます。
厚生省が昨年九月に発表いたしました豊能郡美化センターにおける調査結果では、同施設においては、焼却炉における不完全燃焼等により高濃度のダイオキシン類を含む排ガスを発生していた上に、排ガスを洗浄した排水の循環利用等により湿式洗煙塔においてダイオキシン類が凝縮され、その一部が屋上の開放型冷水塔から飛沫に含まれて環境中に排出されたとしておられます。
それを出さずして討論せいと言ったら、農業団体がまとめた、いわゆる関税化もわからぬけれどもそっちがよさそうだということをとらえて、後、それをにしきの御旗にして関税化作業で政府は今度通告をするというような形では、私は不完全燃焼で終わってしまうというふうに思いますので、そこのところを明らかにしていただきたいと思います。
○小野(昭)政府委員 豊能郡美化センターにおきましては、不完全燃焼等のさまざまな要因によりまして汚泥あるいは飛灰等に高濃度のダイオキシンが含まれる結果となったものというふうに推定をされるわけでございます。
○小野(昭)政府委員 午前中から御答弁申し上げておりますように、非常に高濃度のダイオキシンが生成されたという原因については専門家の御意見をいろいろお伺いしたわけでございますが、その結果といたしまして、不完全燃焼、あるいは電気集じん機の入り口の排ガス温度が非常に高かったこと、それから洗煙排水塔の中で濃縮が起こったこと、あるいは冷却水の中で濃縮が起こったこと等が原因であろうというふうに言われておりまして
今回非常に高濃度に検出をされましたのは、専門家の委員の先生の御指摘のように、非常に不完全燃焼が続いていた、それから、電気集じん機入り口の排ガスの温度が高かったということで非常にダイオキシンの発生量が多かったのではないか。
ところが、中小の焼却施設の場合には、大体現在ありますのは十六時間操業とか八時間操業でございまして、二十四時間連続ですとずっと燃やし続けるわけですが、十六時間とか八時間操業ですと、一日の間に消したりつけたりという動作が入るわけでございまして、そのつけたり消したりする立ち上がりのとき、それから消す時点、それからややくすぶっている時点、そういった状態のときにいわゆる不完全燃焼の状態が生ずるので、そこでダイオキシン
一つには、焼却炉において安定的に八百度以上の燃焼温度が確保されておらず、排ガスの一酸化炭素濃度が高かったことから、不完全燃焼によりダイオキシン類が発生し、また電気集じん機入り口の排ガス温度が三百二十度から三百三十度と高かったため、電気集じん機等でダイオキシン類が発生したことが挙げられます。
一つは、まずは焼却炉におきまして高濃度なダイオキシンが生成された、これは不完全燃焼等が起こっていたのではないかということがございます。それが、先生御指摘のように集じん器を経まして洗煙塔に至る、洗煙塔から出ます洗煙排水をまたガスの冷却のために戻すという循環的な利用をしておりまして、そのプロセスでダイオキシンが濃縮されたのではないかということ。
それが、大きなプラントをつくらないといけないものじゃなくて、日常的に塩化ビニール等を不完全燃焼すればダイオキシンが発生するというのはわかっているわけです。 そうしますと、そこらから本格的にこれは対応しないと、恐らく奇形児や何かもこれだけの数値になっていると生まれているはずです。生まれているけれども厚生省は知らないという形で、認知しなければわからないままで、生まれて育っている人たちは隠しますから。
○中川(智)委員 COも不完全燃焼により発生するわけですから、炉から出るCO濃度が高くなれば当然ダイオキシンが発生しているということですので、抑えられるわけなんですね。
それが発生するのは要するにベンゼン環のあるものとClが不完全燃焼したら発生する、そういう状況ははっきりわかっておるわけです、もう既に。学者ならだれでもわかる話を何かまだ塩素はというような話をやっちゃうから。 塩ビを不完全燃焼したら発生するんです。ですから、そうでないものにかえたときに、ポリエチレンでしたらベンゼン環がないんですから、ないから燃やしても発生しないです。
塩化ビニールとダイオキシンの関係につきましては、今御説明がいろいろございましたように不完全燃焼した場合にはダイオキシンが発生する、あるいは完全燃焼された場合にはダイオキシンの発生を低く抑えることができるということがわかっておりますし、塩化ビニール以外にも塩素を含むごみが広範に存在しているという中で、塩化ビニール類を完全にごみから除去してもダイオキシン類が発生するということも知られております。
ですので、建設省の対応としては、塩ビ製品を不完全燃焼したときにはダイオキシンは発生する、その量は極めて少ないが、本来発生するものが少ないからといって大変な猛毒である。これは阪神大震災のときのあの火事の中でも、学者の試算によってはやはり大量のダイオキシンが発生している、そういう原料物質があるというデータは出ておるわけですから、やはりもう少し謙虚に対応していただいた方がいいだろうと思います。
この中で、「特に、塩素が多く含まれているものは、小型焼却炉で処理すると、不完全燃焼によってより多くのダイオキシンを発生する原因となり得る。」というふうに書いてございますけれども、特に塩化ビニール系の有機塩素系の身の回りにある商品、一体どんなものがあるのか、総理、御自身の御家庭の中でどんなものがありますか。
○入江説明員 塩化ビニール類の焼却につきましては、家庭用の焼却炉などで不完全燃焼させますとダイオキシン類を発生させやすいというふうに考えられております。廃棄物処理法に基づきます規制基準に適合しました焼却炉で完全燃焼するといった場合には、ダイオキシンの発生を低く抑えることができるということが判明しております。
したがいまして、プラスチック類なり塩化ビニール等の製品をきちんとそういう形で焼却すればダイオキシンはそれほど出てこないわけでございますけれども、不完全燃焼の場合には、残念ながらそういう問題指摘を受けざるを得ないという面もございます。
それは、エンジンを完全燃焼させると高温であるがためにNOxが発生する、不完全燃焼させると燃料がたくさん必要になって今度はCO2が出てしまう。CO2を抑えるためには燃費をよくして完全燃焼させる必要があるんですが、この点NOxと両立しない。非常に難問です。つまり、CO2を抑えようとするとNOxが発生する、NOxを抑えるとCO2が出るという。これでは地球温暖化防止もやりにくいなと、現実的に。
具体的には、焼却炉の煙を集める最終集じん機の設置、あるいは燃焼温度を八百から八百五十度以上に保つ、炉を冷やさないための連続運転化、不完全燃焼の指標となる一酸化炭素濃度を三〇から五〇ppm以下にする、年一回のダイオキシン測定の実施などを施設に義務づける、こういった内容とお聞きするわけでございますけれども、この省令改正の今後のタイムスケジュールについてお聞きしたいと思いますが、いかがでしょうか。
それで、あの調査の中で、岩手県の久慈市にある久慈地区清掃センターでは、空気の安定供給などを通じて不完全燃焼の原因となります一酸化炭素の低減に取り組んだ結果、ダイオキシンの濃度は調査時点の四百八十ナノグラムから四十三ナノグラムに低下してきたと言われているわけです。 そういたしますと、結局このダイオキシンの発生を抑制するというのはそう難しいことではないと。
まず、焼却炉内で酸素の取り入れ不足によって不完全燃焼が起きる、これがダイオキシン発生の一つ目の要因です。 ボイラーの温度計は動いておりました二基ともに八百二十五度、九百五度と基準値の八百度をクリアしております。なぜ二基しか動いていなかったかということは、一基がストーカーの修理中であると、かように説明して、修理工さんも来ておりました。
○説明員(三本木徹君) ごみ焼却施設におきましてのダイオキシンの発生でございますが、不完全燃焼が起きるときに発生しやすいという状況でございます。炉の型式でございますけれども、二十四時間稼働、いわゆる全連続型炉はごみが連続的あるいは定量的に炉内に供給されるわけでございまして、したがいまして燃焼の安定化というのが他の方式に比べると高いわけでございます。
もちろん、不完全燃焼かどうかということも大きな原因になるかと思いますが、プラスチックの含有率も大きな要因になると思うのですね。そういう意味で、住民の皆さんに、完全な分別を徹底していただくというような意味からも、協力をしていただくということも大事だろうと思いますし、ダイオキシンの測定を義務づけて公表すべきだ、このように思いますが、御見解を伺いたいと思います。
私、今のさまざまな技術をもってしても、この不完全燃焼をなかなか予防することができないという実態はやっぱりあるんだろうと思うんです。 ところが、器具の問題ということで考えてみますと、例えば今マイコンメーターからS型のメーターに切りかえをやっておられると思うんですね。
そのようなことで事故の件数は減っておりますけれども、先生御指摘のように、今後の課題はCO中毒事故とかあるいは埋設管が腐食しないようなそういった対策だろうと思っておりまして、これは今回の法改正で特段の仕組みというのは考えておりませんけれども、むしろCO中毒につきましては、不完全燃焼を防止するようなそういう器具の開発普及あるいは埋設管につきましてはポリエステル管等の腐食に強い材料を今後事業者が使用するようなそういった