1959-11-05 第33回国会 参議院 運輸委員会 第2号
と申しますことは、国鉄の経費の中で可変費と不変費というものがございます。不変費と申しますと、減価償却費あるいは利子、人件費というように、経費者がいかに努力いたしましても減らない費用、それから経営の努力によっては減り得るというものは可変費でございますが、この国鉄の数年来の予算を見ておりますと、この不変費というものが非常に多くなっております。
と申しますことは、国鉄の経費の中で可変費と不変費というものがございます。不変費と申しますと、減価償却費あるいは利子、人件費というように、経費者がいかに努力いたしましても減らない費用、それから経営の努力によっては減り得るというものは可変費でございますが、この国鉄の数年来の予算を見ておりますと、この不変費というものが非常に多くなっております。
いわゆる変る費用、それから不変費、不変費と申しましても絶対に変らないことはないのでございますが、数量に應じて殖えないという費用等にわけて、そうしてそれによつて数量の違いでもつて殖えなければならぬ数字、それから殖えないで済んだ数字、かようなものを合わせて計算いたしますと、戰前との経営比較において大体五十四万人程度が必要であるという数字を得ておるわけであります。