1998-08-11 第143回国会 参議院 本会議 第3号
今回、不動産、不良債権の処理というのはまさに喫緊の課題であるということは、これまでの議論でも各議員また各政府答弁者から申し述べたところでございますが、中でも、今日言われておりますことは、この不動産の処理というのを、これまでの間接的な償却、引当金あるいは債権償却特別勘定を活用しての間接的な償却というような手法ではなくて、もっとバランスシートからこの不良債権を完全に消去してしまう、そういう最終的処理と申
今回、不動産、不良債権の処理というのはまさに喫緊の課題であるということは、これまでの議論でも各議員また各政府答弁者から申し述べたところでございますが、中でも、今日言われておりますことは、この不動産の処理というのを、これまでの間接的な償却、引当金あるいは債権償却特別勘定を活用しての間接的な償却というような手法ではなくて、もっとバランスシートからこの不良債権を完全に消去してしまう、そういう最終的処理と申
アメリカでは相当程度これが行われているというぐあいに聞いておりますけれども、そのような方向で物事を考え、担保不動産、不良債権の解消あるいは解消の一助にするようなお考えはありませんでしょうか。大蔵大臣、いかがでしょうか。
また、金融の不動産不良債権でございますけれども、公式には十三、四兆というふうに言われておりますけれども、確かにこれはもっと多いものであろうということも言われております。この面につきましてはやはり必要な償却等を急いでやるもの、あるいはこれを十分にやっていかなきゃ……