1982-03-23 第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
したがいまして、私は、農家の方々の実感というものは、かなりつらい感じを持っていらっしゃることは否定をいたしませんが、算定上われわれが使いますこれからどうなるだろうという数字については、先ほどもちょっと申しましたように、五十五年の中ごろまでが数字としては底に出てくる、一番不利益条件が出てくるのであって、乳価自身につきましても若干好転が見られているところもありますけれども、その後のいろんな数字につきましてはやや
したがいまして、私は、農家の方々の実感というものは、かなりつらい感じを持っていらっしゃることは否定をいたしませんが、算定上われわれが使いますこれからどうなるだろうという数字については、先ほどもちょっと申しましたように、五十五年の中ごろまでが数字としては底に出てくる、一番不利益条件が出てくるのであって、乳価自身につきましても若干好転が見られているところもありますけれども、その後のいろんな数字につきましてはやや
したがいまして、この中で決められている納入問屋との関係についての不当な不利益条件としての不当返品あるいは不当値引き、不当な委託販売条件等というようなものもかなり実態が変わっておりまして、納入問屋からのいろいろな百貨店の取引についての苦情なんかも必ずしも特殊指定に挙げられている項目だけではないようないろいろな実態がございますので、そういう点につきまして最近いろいろ調査いたしてみますと、ただの取引に付随
したがって、不利益条件をさがす場合には、むしろ相手方は利益条件を出すかもしれません。利益条件をさがそうとすれば相手方は不利益条件なのでありますから、第三者はむしろ協力しにくい立場に立つということになるわけであります。
不利益処分はしないのだから不利益条件は出してくるはずはないし、また出してそれをさがし求めてはいけないのである。この辺の論理は非常にデリケートだからよほど頭がよくなければわからぬかもわからないが、不利益処分はしないのだから不利益条件をさがし求めてはいけないのである。
これは日本が太平洋の西辺に孤立するという地理的な不利益条件であるばかりではありません。イタリアでも観光客の七〇%に近いものが隣国から、しかも日帰りで出入りする者が多いという実情であります。
私は先日委員と農林事務当局との応答を聞いておって、日本が不利益条件だから補助をしなければならぬのだというようなお話であるが、そうじゃない。先ほどから申し上ぐる通り、工業力が進歩して参れば参るほど農村の保護というものは、生産物の価格補償政策によろうとも、あるいは補助政策によろうとも倍加して参るのが世界の趨勢でございます。
この上に日本は不利益条件の農業であるという事情から、世界にも先がけてこの点が必要であるゆえんであると思いますが、大臣の御所見を伺いたい。
これが大体世界の農業政策の基本なタイプだと思っておりますが、この不利益条件の日本の農村において価格補償だけでいかんとすれば、いわゆる農産物価と工業力の労働価値というものから起って来る問題等がありまして限度があると考えますので、この点に対する生産補助政策を打ち切るという点には私どもは断じて賛成できないのであります。この点の御所見をお伺いいたします。
立案せられた予算はいずれも非常な不利益条件で生活しておる人のための予算でございます。これはひとつよくお考えになつて御答弁を賜わりたいと思います。