1984-02-10 第101回国会 参議院 本会議 第5号 総理、さきの総選挙は、発足以来一年、中曽根内閣の実績について国民の信任を問うものでしたが、第一に、いわゆる倫理解散、けじめ解散のその名のとおり、実刑判決を受けた田中元首相の議員辞職と、政治倫理の確立を求める世論の高まりと政治不信、第二に、財政再建とは言いながら、中曽根政治が税金、健康保険、年金など、暮らしと直接かかわる問題で中低所得者に実質的に大きな負担増を押しつけようとする不公平政治への不安、第三 二宮文造