2016-03-29 第190回国会 参議院 予算委員会 第20号
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 下請条件の改善、これは極めて重要だと、こう考えておりまして、まさに政府を挙げて取り組んでおります。 下請等の取引条件の改善については、これまで、政労使合意に基づき、価格転嫁の産業界への要請や、下請代金法に基づく立入検査や指導を行ってきました。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 下請条件の改善、これは極めて重要だと、こう考えておりまして、まさに政府を挙げて取り組んでおります。 下請等の取引条件の改善については、これまで、政労使合意に基づき、価格転嫁の産業界への要請や、下請代金法に基づく立入検査や指導を行ってきました。
なお、労働条件の改善、下請条件の改善につきましては、雇用政策、中小企業政策の観点から、引き続き遺漏なきを期していく考えでございます。 次に、公定歩合引き下げと個人消費、景気との関連についてのお尋ねがございましたが、先般の引き下げにより、公定歩合は史上最低の〇・五%の水準にございます。
異常円高を是正するという立場に立つならば、労働条件と下請条件を抜本的に改善することによって、国際的にも異常な輸出巨大企業の競争力を正し、巨額の貿易黒字を是正する、私たちはこの道こそが唯一の道理ある活路であると考えますが、総理の見解を伺いたいと思います。 第三は、金融問題についてです。
つまりこれまでの逆のサイクルに切りかえていく、つまり欧米並みの労働時間などを国際ルールに合った労働基準にしていくことや、下請取引とか納期の問題などを条件をもっとまともなものにして、これまでのように大企業の支配力が強いということを背景にした勝手気ままなやり方に民主的な規制を加えて、そのことによって強過ぎる国際競争力にブレーキがかかっても、黒字が減ることによって円高が是正されるし、実は今言ったような労働条件とか下請条件
具体的に言うならば、例えば下請条件ですね、 工期だとかあるいは労賃を十分に保証する単価など、そういうものが保証されるように是正されなければいけないというふうに思うので、この法案の中にはそうした中小企業への助成関係が何ら記されていないんですけれども、やはり何らかの形で中小企業に対する助成措置が講じられなければならない。
そして年をとられた方、いろいろ下請条件の厳しさ、そういう中で本当に苦労をされているわけでありますが、こういう業者の皆さんに対して、救済というと言葉は悪いのですが、いろいろな御対応をいただきたいと思うのです。 そこで、先ほど来申しました下請工賃というのは本当に安いのです。本当に安い、そういう下請工賃の問題。
ですから、景気のいいときには賃上げをする、景気が悪くなったときにはそれこそ労使の対等交渉という状況がつくられていいと思いますし、経済の土台ということで申し上げるならば、我が国の場合、大企業が中小企業の下請条件をもっとよくするということとあわせて見ていくなら十分に可能な条件を持っているというふうに幾つかのところから考えております。
ところが、下請単価というものは全部一個何ぼや、その一個の単価も一日八時間働いて割ってみたら何ぼやという計算でいっておられるわけでありますから、下請条件としてそれなりの仕事ができる能力を持っているということが前提だとおっしゃられればそれまでだけれども、しかし、従来は上回りをやっていたのがだんだんと下回りへきた、難しいことになってきたというときには、やはりそれなりの勉強というのが要るわけでありますから、
あるいは日本の原因として先ほど挙げられた輸出洪水の問題があるわけですけれども、これを裏返しに見ると、労働条件や中小企業あるいは下請条件などを厳しくして、その上に立っての輸出競争力の強化ということがあるのではないかと思うわけです。
下請条件調査官制度をつくるなど、この体制を直ちに確立するとともに、下請関係法の全面的改正を行うべきであります。総理並びに関係大臣の答弁を求めます。 ところで、このような抜本的な円高対策をとらずに、農産物輸入をふやして黒字を減らそうという政府のやり方は、農民の犠牲でアメリカの圧力を切り抜けようとする安易なやり方であります。
なお、下請関係につきましては報告を求めることができるわけでございますが、その報告を求める内容につきまして、どの程度の範囲で求めることができるかという点は、建設業法並びに標準請負約款との関係でいろいろ問題があるようでございますけれども、われわれとしてはできる限り、発注者においても下請関係の適正化を図るために、下請条件等についての報告を求めるように努力をいたしておるところでございます。
ジョイントベンチャー方式が建設省でも進むように指導はされておるようですが、なかなか大手の方に押しまくられてうまくいかないということもありましょうし、ピンはねとか、あるいは過酷な下請条件、手形の問題、あるいは最初の手付の問題等で不利な条件をのまされていると思いますが、その辺の現状を簡潔にお願いしたいと思います。
○説明員(広瀬優君) 先生御指摘の元請から下請に仕事が流れていきます場合の下請代金、あるいはその他の下請条件等もあろうかと存じますが、下請代金等の問題につきましては、先般来の予算委員会その他におきましてもいろいろ御意見、御質疑をちょうだいいたしておるわけでございますが、やはり私ども思いますのは、ややもすれば元請、下請関係におきます契約という内容が不分明のままになされておるということが一つの大きなネック
実は、来年度予算におきましても、こういった意味での下請条件の改善のための制度の整備ということを課題にいたしまして、いま具体策を検討いたしております最中でございまして、それが実現をすればいまの御要望に対して前進が図れるのではないかと期待をいたしておるところでございます。
この意味におきまして、この下請代金の支払い適正化、下請条件の適正化という問題につきましては、公正取引委員会と協力をいたしまして、通産省といたしましては通産局の組織の相当の部分をつぎ込みまして実態を把握し、そして問題が起こればその是正を図っていくということで努力を重ねておるところでございます。
○政府委員(岸田文武君) 下請条件の改善のために下請中小企業振興法をつくりまして、親企業と中小企業との関係をよりよいものにしていく一つの目安を用意をいたしたわけでございます。
下請条件の改善につきましては、一方では下請代金支払遅延等防止法によりまして実地の調査をし、場合によっては立ち入りの調査をし、その結果を受けて改善をするという措置を講じてきておりまして、五十年の例をとりますと、調査対象約二万八千件余りのうち、違反容疑事業者数が四千件余り、そしてそれに対して大部分検査を実施して、改善を促しておるというような実情でございます。
それから、下請条件の適正化という面でもいろいろの相談に乗っておることも御承知のとおりでございます。
こういった中小企業が苦しい状況のもとにおいて、下請条件の改善のために今後とも努力をしてまいりたいと思います。特に、それが不公正な取引方法にわたるというようなことについては特に配慮をし、そういうことを少なくするために最大限の努力を払いたいと思います。
それからもう一点は、こういうふうな不況が続いてまいりますと、下請条件の悪化ということが言われているわけでございますが、現在、中央会としては下請企業対策として何を求め、そうして何を政府に望んでいるのか、そこらをお話を承っておきたいと思います。
○桑名義治君 そこで、現時点における中小企業の姿というものはほとんど大企業の下請によって成り立っている、こう言っても決して言い過ぎではないと思うのですが、そうやった意味から見まして、現在の不況の長期化によりまして、親企業の大幅の減産あるいは資金繰りの悪化、こういうものを反映して中小企業の下請条件、取引条件が四−六月期に向けて支払現金比率の低下あるいは検収期間及び手形サイトの長期化、それから納入単価の
なお、本案に対し、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党の四党共同提案にかかる繊維製品の流通過程の合理化、取引条件の改善、小規模繊維事業者の資金の確保、下請条件の改善等を内容とする附帯決議が付されましたことを申し添えておきます。 以上、御報告申し上げます。(拍手) —————————————
二 小規模繊維事業者が経済環境の変化によるしわよせを特に受けている実態にかんがみ、その経営の安定に資するため、資金の確保、下請条件の改善等諸般の措置につき万全を期すること。 三 構造改善事業計画の承認にあたっては、事実上大規模企業による支配力が強化されないよう厳重に監督・指導すること。
これに対してですね、地崎さんのほうかう、「全建のある会員から、いまの五百万円、一千万円の下請条件では、それより低い下請を出す場合保護してくれないのか、という意見があったのですが、それはどうなんですか。」と。