1971-07-19 第66回国会 衆議院 本会議 第4号
まして、外国の番犬となって、下請帝国主義の日本となってはならないのであります。(拍手)かつて、明治の時代に、わが国は日英同盟によって英国の番犬の役割りをつとめて、インドその他のアジアの民衆から失望を受けたのであります。いま再びアメリカ帝国主義の先兵となって、イエローヤンキーの汚名を受けないようにすべきであります。 立ち上がるアジアとの共存、これは偉大にして、しかも困難な民族の課題であります。
まして、外国の番犬となって、下請帝国主義の日本となってはならないのであります。(拍手)かつて、明治の時代に、わが国は日英同盟によって英国の番犬の役割りをつとめて、インドその他のアジアの民衆から失望を受けたのであります。いま再びアメリカ帝国主義の先兵となって、イエローヤンキーの汚名を受けないようにすべきであります。 立ち上がるアジアとの共存、これは偉大にして、しかも困難な民族の課題であります。
以上指摘しましたような、これから歩もうとしておる道は、日本がアメリカの下請帝国主義に進む道であり、日本が、中国のみならず、アジア諸民族の反帝国主義、反植民地主義、民族解放の勢力と対立する道であります。断じて進んではならない道であります。