しかし御指摘の、いわゆる生鮮食料品とかといったものに対する影響もございまして、たとえて申し上げますと、米とか麦とか申しますものは、従来四等級のときに、価格から申しますと二等級であるべきものでありますが、これを四等級にいたしておきますとか、あるいはなま野菜とか下級鮮魚、こういったものは価格から申し上げますと、三等級であるべきものを四等級に据え置く、こういったことによりまして、二等級のものが四等級でございますと
秋富公正
それから下級鮮魚、野菜、これは元来から申しますと三等級であるべきものでございますが、これもやはり政策的に四等級にしておる。このいわゆる政策等級と申しますものは、今後もこれは存続いたしていくわけでございます。
秋富公正
しかしながら、一等級の農林水産物資もあるわけでございますが、なお私としましては、いわゆる米麦あるいはなま野菜、下級鮮魚、こういったものにつきましてはいわゆる政策割引、これは依然として残すわけでございまして、すなわち二等級あるいは三等級であるべきものを一番下の四等級に置くいわゆる政策等級、こういった割引は今後も存続していくわけでございます。
秋富公正
ところが、この貨物運賃の値上げ分と、そして公共政策割引というものの全廃された後においては、実は二四・六%ではなくて、お米においては四八・六%、バレイショにおいては五六・三%、タマネギにおいては六五・二%、製材は旭川から東京まで四〇・四%の値上げ、秋田から東京までは三六・七%の値上げ、大分から東京までは三九%の値上げ、パルプにおいては四三・六%の値上げ、木炭は四三・二%の値上げ、下級鮮魚は四五%の改定率
宮井泰良
現三、四等級のもので、私たちの生活に密接な関係がありますお米、麦、タマネギ、下級鮮魚といったものは二九%の値上げになっておるということで、この点についても、平均二四・六%とはいいますけれども、中身で見てみますと、どうも私たちの庶民生活のほうはぐあいが悪い、こういうふうに私たちは思わざるを得ないわけでございます。
工藤芳郎
果樹がそうですね、タマネギ、まあこれ一つ一つ読んでおりますとたいへんなことになりますから……、それから下級鮮魚もそうです。そういうもののほかに営業割引をしているものもある。この営業割引をしているものは何かというと、石炭それから亜鉛鉱、硫安、消石灰、パルプなどなど、言いますと重化学工業に必要な主として原料、こういうものがございまして、六十九品目にわたって国鉄はどえらい割引きをしいられているのですね。
吉田忠三郎
なお、下級鮮魚、上級鮮魚につきましては、現在もそういう区分をしておりまして、やはり上級鮮魚のほうは高いわけでございます。ただそれを、下級鮮魚についてはなお特別の措置を加えたということでございまして、その点は現在よりもなおよくなるということでございます。
今村義夫
○今村説明員 鮮魚は下級鮮魚だけであります。下級鮮魚は全部入ります。野菜は、なま野菜は全部入ります。
今村義夫
○今村説明員 今度の改正では、大体原価主義に近づけるということで、等級を圧縮したわけでありますが、下級鮮魚と上級鮮魚ではやはり値段が相当違いますし、運賃負担力もあるということで、今回は下級鮮魚だけを、特にそういう国民生活に密接な関係があるものは下級鮮魚ということで、下級鮮魚だけを特別措置の対象にしたわけでございます。
今村義夫
それから下級鮮魚で一例を申し上げますと、博多から名古屋に来るまでの賃金というものが、そういう最短距離でないということになりますと、二三・一%というふうな値上げになる、こういうふうにある意味で農林水産物資から申しますと、改悪になるわけでございまして、これも問題点の一つとして御研究を願いたいと思います。
仲原善一
すなわち、たとえば上から三番目の鮮魚で申しますれば、下級鮮魚の本来ならば五級であるものが、特別等級で二十二級に下っておる。その割引率は二割二分だ、こういうふうにごらん願いたいのであります。すでに特別等級を作りましたときに約二割前後の割引をいたしまして、生活必需品につきましては引き下げをいたしておるわけでございます。
磯崎叡
それからまた室蘭—浜川崎間の普通鋼々材、この運賃値上り率を見ますというと一〇・五%、ところが一方では、釧路—東京間の下級鮮魚は、一三・二%、秋田の米のごときは一六%、弘前—東京間のリンゴは一六・八%というふうに、生活必需品の値上り率は非常に大きくかぶせられていると思う。これに、対して今の大口輸送、いわゆる独占的な物資については非常に手心が加えられている。
岩間正男
○説明員(磯崎叡君) 今の御質問でございますけれども、割引率が同じだということではないのでございますが、その点、先ほど申し上げました通り、下級鮮魚について申しますと、現在の割引率に対しまして、現在では下級鮮魚が五百一キロから五分引いております。それからそれに対しまして、先ほど申しました通り、一分から六分までのものが加わるわけでございます。
磯崎叡
そのほか下関等につきましては、これは水産界多年の御要望の急送品割増五分をとったということは、これは各水産業界でも非常にその点は賛成の意を表して下さっておりますし、また先ほど申しました混載鮮魚が下級鮮魚になるということになりますと、この表には実は計算をいたしておりませんでしたが、下関——東京市場間で〇・八%運賃が減るという、ちょうど十三ページの上から二つ目に上級から下級になる例をあげておりますが、それでなしに
磯崎叡
○安部キミ子君 そうしますと、具体的に言いますと、同じたとえば下級鮮魚を長崎から送る運賃と、それから下関から東京へ送る運賃とは、どうなんですか、キロによって。
安部キミ子
それから次に、下級鮮魚、鮮魚でございますが、鮮魚は比較的、ここでごらんになるように輸送距離が長うございます。いろいろ市場に入るものについては、この遠距離逓減の影響が強く出ませんようにいろいろ特別な扱い方を考慮いたしております。大体一割、高いもので一割七分台、それから長崎物で、一割四分というようなものがございます。
權田良彦
○津田説明員 従来農林当局等とお話を進めて行く場合も、常に大衆の食膳に供せられるところの下級鮮魚が問題になるのでございまして、その下級鮮魚につきましては、国鉄といたしましても当初の案から少し上げたわけでございますが、上級鮮魚につきましては、実はあまりお話は承つておりません。
津田弘孝
○松浦清一君 只今までの水産庁当局の御説明を承わりますと、大体事務的にこの辺で落付けようという気持になつている状態であると、こう推測されるのですが、改めて参議院の水産委員会から強力に下級鮮魚については二十三級にやつてもらいたいと、こういうことを要請した場合に、国鉄当局はどういうふうに御解答になるか。
松浦清一
○松浦清一君 参議院の我々の委員会で、下級鮮魚については二十三級にすべきであるという委員会の決議をいたしまして、国鉄総裁に対して申入れを行なつたのですが、参議院水産常任委員会のその決議に対してどのように御配慮を頂いたか、その点をお伺いいたします。
松浦清一
○松浦清一君 そうしますと、例えば我々はまだ下級鮮魚については二十三級にすべきであるという見解を持つているのですが、下級鮮魚を二十三級に引下げるということのためには、ほかの何かの品物の等級を引下げて、その運賃率を高くしなければならん、こういう結果になりますか。
松浦清一
但しこの魚につきましても大衆の食膳に供せられるところの、我々下級鮮魚と言つています下級の鮮魚、これはもう鮮魚の中の大部分でございますが、そういつた下級鮮魚につきましては、現在の等級が七級、改正の等級が二十一級で先ほど申上げました指数的に申上げますると、現在も八五、今度の改正等級でも八五という点で、等級の上で、等級の変更による値上はないのでございます。
津田弘孝
○委員長(小泉秀吉君) 今の下級鮮魚と言いますのは大衆的には蛋白源を国民の栄養の上からも余計推奨したりとらなければないというような現在の状況に鑑みまして、さような意味で再検討のときには十分御考慮願いたいと思います。私の質問はそれでおしまいです。
ちよつと速記をとめて。
〔速記中止〕
小泉秀吉
先ず鮮魚の、下級鮮魚、従来七級、これが改正等級では二十一級、先ほど私は特別等級が三つあると申上げたのでございますが、それはまあ鉄道の部内の便宜上二十一、二十二、二十三と番号をふつたわけであります。これは別に二十一という字に意味があるわけではありません。そういつた番号をふつたというふうにお考え願いたいと思います。従つて下級鮮魚は従来七級、指数が八五のものが改正等級では二十一級ということでございます。
津田弘孝
そこで最初に書いてございますように、「いわし」、「さんま」、「あじ」、「さば」、「にしん」、「たら」、「かれい」、「さめ」、「ほつけ」、「えい」、「ぐち」、「いか」及び「くじら」に限りまして、いわゆる下級鮮魚に限りまして、大体木材、製材と同じように、三百キロまで五分、三百一キロ以上七百五十キロまで、即ち三陸もの、或いは下関から阪神あたりまで参りますものは一割、それ以上の距離になります七百五十一キロ以上
石井昭正