1965-10-18 第50回国会 参議院 本会議 第6号 政府の経済政策の失敗による財源の不足や、高級公務員の綱紀弛緩に対する公務員批判を口実に、低賃金と物価高にあえぐ下級公務員大衆の賃金の値引きを強行するとしたら、佐藤内閣の最大の看板である「人間尊重」の政治が泣くというものでありましょう。すみやかに人事院勧告の完全実施に踏み切り、二十二日の公務員共闘会議の半日ストが行なわれなくて済むよう、総理の率直な御決断を承りたいのであります。 光村甚助