1982-08-11 第96回国会 参議院 災害対策特別委員会 第7号
続いて菊水町を経由して、山鹿市役所に入りましたが、途中、一級河川菊池川がはんらんし、田畑の冠水は言うに及ばず、地元の下町商店街も人の背丈ほどの水をかぶったとのことであります。四十九年に完成した山鹿市終末処理場も施設の大半が冠水し、本復旧までに六カ月も要するとのことであります。
続いて菊水町を経由して、山鹿市役所に入りましたが、途中、一級河川菊池川がはんらんし、田畑の冠水は言うに及ばず、地元の下町商店街も人の背丈ほどの水をかぶったとのことであります。四十九年に完成した山鹿市終末処理場も施設の大半が冠水し、本復旧までに六カ月も要するとのことであります。
次に、山鹿市内の下町商店街に至り、菊池川のはんらんによりその商品に甚大な被害を受けたつめ跡を視察しましたが、ここでは人的被害がなく、不幸中の幸いと申せましょう。 その後、山鹿市役所において、市長から市の被害状況について説明を聴取いたしました。 被害は、床上浸水六百七十三戸、床下浸水四百九十九戸、公共土木施設、農作物被害、商工業被害等で総額十六億六千万円になりました。