1992-03-27 第123回国会 参議院 建設委員会 第2号
○政府委員(近藤徹君) 琵琶湖からの下流淀川への放流は、高山ダム、青蓮寺ダムからの補給と合わせまして、下流河川の維持流量、既得水利権量及び琵琶湖開発事業による新規開発量四十トンのうちで、下流利水者において需要が発生した水量に対して補給することとしておりますが、今おっしゃいました四十トンの水供給の開始時期につきましては、一応水出し事業が完成しましたので供給可能とはなっております。
○政府委員(近藤徹君) 琵琶湖からの下流淀川への放流は、高山ダム、青蓮寺ダムからの補給と合わせまして、下流河川の維持流量、既得水利権量及び琵琶湖開発事業による新規開発量四十トンのうちで、下流利水者において需要が発生した水量に対して補給することとしておりますが、今おっしゃいました四十トンの水供給の開始時期につきましては、一応水出し事業が完成しましたので供給可能とはなっております。
○近藤(徹)政府委員 おっしゃるとおり、管理費用に係る負担割合は、それぞれ施設の持ち分に応じて負担することとしておりまして、基本的には、治水関係の費用としては二〇・一%、水道は六〇・二六%、工業用水道が一九・六四%という数字でございまして、下流利水者の負担割合は約八割となるものと存じております。
伝えられるところによると、通水時期については、下流負担の調整も絡んで滋賀県と下流利水府県との交渉が行われているようであるが、政府としてはやはり滋賀県の意向が尊重されるよう関係府県との調整に努めるべきだと思うんでありますが、国土庁、建設省はどのような見解を持っておられるのか。
ところが同じ地点で今度建設省がもっと大規模な下流利水も含めた、このほうは貯水量が菅並の上流地点で一億二千万トン、下流サイトになると二億トンというふうな大規模なダムを計画し、これも予備調査をすでに一部やっていらっしゃるわけです。 さて琵琶湖総合開発にのせられている、つまり計画で決定されている高時川ダムと建設省がいま計画している高時川ダムとの関係は一体どうなるのですか。