1982-02-27 第96回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
その中の一環として下津製油所の取り扱い問題が出ておるわけでありますが、その方向としては、会社がこれからいろいろ検討する問題ではございますが、一つの方法として閉鎖という問題も検討され、また閉鎖された地域については跡地利用の問題の一案として関西電力に今後の発電用地として売られるというような計画もある。
その中の一環として下津製油所の取り扱い問題が出ておるわけでありますが、その方向としては、会社がこれからいろいろ検討する問題ではございますが、一つの方法として閉鎖という問題も検討され、また閉鎖された地域については跡地利用の問題の一案として関西電力に今後の発電用地として売られるというような計画もある。
そういう中で、丸善石油は特に問題が起こって、下津の製油所を閉鎖しなければ再建できないというようなところまで追い詰められておるわけでありますが、この下津製油所というのは、いまお話しのように、地域経済と非常に密接に結びついておる。
次に、視察個所でありますが、熊野川水系の電源開発株式会社の開発地点、東亜燃料工業株式会社和歌山工場、丸善石油株式会社下津製油所の石油精製状況、火力発電としまして開西電力株式会社多奈川発電所であります。
第二班は、剱木委員長と私の二人で、十一日から十六日までの六日間にわたって電源開発株式会社の北山川建設現場であるクチスボダム、尾鷲第一発電所、坂本ダム、池原ダム予定地、七色ダム予定地、奥瀞ダム予定地及び東亜燃料和歌山工場、丸善石油下津製油所、最後に大阪で赤間委員、岸田委員、椿委員の現地参加を得まして、堺臨海工業地帯を視察して参りました。
翌十二日は、和歌山県下津に参りまして、下津港の現状について説明を受け、巡視艇に乗船、港湾の現状について説明を聴取しつつ港内を視察した後、丸善石油下津製油所を視察したのであります。次いで串本に参りまして、潮岬測候町及び灯台を視察したのであります。翌日は、台風十二号の影響により、予定の行動はとれませんでしたが、勝浦港を視察いたしました。
なお今回の調査に関連いたしまして、久保田鉄工堺工場、住之江織物住吉工場及び丸善石油下津製油所を視察いたし、委員一同大いに裨益するところがありました。
二十三日には大阪通商産業局管内状況説明聴取、さらに日本触媒化学工業株式会社吹田工場、松下電子工業株式会社高槻工場及び松下電器産業株式会社三国工場の視察、二十四日には神戸市において中小企業に関する懇談会、神戸市内小売市場、株式会社神戸製鋼所、川崎重工業株式会社の視察、二十五日には大阪織物三組合との懇談会、泉南郡熊取町の織物工場及び関西電力株式会社多奈川火力発電所の視察、二十六日には丸善石油株式会社下津製油所
下津港並びに丸善石油会社の下津製油所を視察いたしましたが、下津港の改修とともに、今後ますますこの地方を中心として石油精製事業は発展するものと思われます。 次に、奈良県について申し上げます。