2006-01-30 第164回国会 衆議院 予算委員会 第4号
○北側国務大臣 今申し上げましたように、下水処理水等を活用しまして市街地の除排雪に効果を上げているという報告を受けております。
○北側国務大臣 今申し上げましたように、下水処理水等を活用しまして市街地の除排雪に効果を上げているという報告を受けております。
水利用のための水源といたしましては、現在、河川の水、地下水、海水、雨水及び下水処理水等があるわけでありますが、現在、河川水の利用は都市用水の約七割というふうな状況でございます。
具体的に申し上げますと、都市の中に面的に整備されております下水管路や、冬季においても一定の温度を保っております下水処理水等を有効利用いたしまして、積雪を速やかに居住地周辺から排除をいたしまして冬季の市民生活と都市機能の改善を図ることを目的といたしまして、平成二年度から積雪対策下水道事業というものを実施をいたしてございます。
なお、御指摘のように、下水処理水の循環利用のための施設の設計の基準化、水質基準、維持管理基準等については必要な調査を進めておりますし、その成果を踏まえて、下水処理水等を業務用水に利用する等の諸指針、諸基準の確立を図ってまいりたい、このように考えているところでございます。
その中で特に下水処理水等の循環利用を含めた再利用というものも具体的にでき得れば位置づけていきたいというふうに考えております。何と申しましても関東地域につきましては供給余力が——かなり開発が進んでおりまして、新規開発量もそうぐんぐん多量に見込むということは不可能でございますので、どうしても需要抑制といいますか、水の節水と合理的利用ということを今後努めていくように心がけなけりゃいけないと思います。
次に、特別対策費の中に含まれる新規項目でございますが、これは二つございまして、プラスチック廃棄物の実態調査と、産業廃水、下水処理水等を工業用水道の水源に利用して、水質汚濁を防止するための調査、この二点でございますが、特に産業廃水、下水処理水等を利用する工業用水道の問題でございますが、現在、東京、大阪、名古屋で一部こういった形で公害を防止すると同時に、水源対策に充てるという事業をやっておるわけでございますが
九ページ目の、(八)産業廃水等の再生利用調査の充実という項目がございますが、これも来年度新しく取り上げる項目でございまして、今後急速に増大する産業廃水、下水処理水等を工業用水道の水源に利用して、公共用水域の水質保全という目的と、二者をねらいまして効果ある対策を立てたいということで、その調査費を計上しておるわけでございます。
また工業用水が下水処理水等を使用しました場合に、染物工業というようなものに対しては、どうしても影響があるのではないかというふうにも考えられます。そういう点もいろいろ考慮いたしまして、現在としては行政指導でありますけれども、なるべく転換を早川に大幅にやるようにということで施策を進めておる次第であります。