1983-03-23 第98回国会 参議院 内閣委員会 第4号
それで、数字を申し上げましたので、この数字は否定のしようがございませんので、この数字が明確に示すように、国立学校というのは他省庁に比べても下位等級者が大変多い、こういう状況を人事院は把握をなさっておられますでしょうか。
それで、数字を申し上げましたので、この数字は否定のしようがございませんので、この数字が明確に示すように、国立学校というのは他省庁に比べても下位等級者が大変多い、こういう状況を人事院は把握をなさっておられますでしょうか。
○政府委員(斧誠之助君) ただいま先生のお述べになりました京都大学と近畿農政局、その数字はちょっとわかりませんが、全体といたしましては六等級以下が国立大学の場合六一・四、それから他省庁の場合はそこのところが四〇%前後ということで、確かに国立大学における下位等級者の定数が多いということはそのとおりでございます。
下位等級者についてはそう厳格なことはしません、相当弾力性をもってやりますと、こうあなたがお答えになったものと私は理解をしておきたいのだが、どうですか。
○山崎昇君 この問題ではまだまだ私は納得できないのだけれども、かなりあなたのほうでも検討するというし、下位等級者については、人事官会議なり、あらゆる機会を通じて、不満を解消するように努力をしてもらいたい。その最大の問題は昇格問題だということを重ねてあなたに申し上げておきたい。 その次にお聞きをしたいのは、今度の勧告を調ベてみるというと、研究職にある程度あなた方は力点を置いたともいわれる。
しかし、そういう職がつけられないような下位等級者は、残念ながら等級別定数、昇格基準、渡りがございません。そういう意味で押えられて、昇格基準に達しても、いま二、三年おくれておるといわれておる。
次に、指定職俸給表の格づけ変更に伴う下位等級者の底上げ問題についてお尋ねいたします。
現在同じ額の俸給を受けている者でも、新俸給に切りかえられたとたんに、上位等級者と下位等級者との俸給月額には相当額の差がつけられるのでありますが、それだけではありません。今後昇給のたびごとに、下位と上位の者との間には著しい差がつけられてしまうという仕組みになっているのであります。そこで、一刻も早く上位等級に格上げされなければ、どんどん差がつけられてしまうのであります。