2014-11-13 第187回国会 衆議院 地方創生に関する特別委員会 第10号
この範囲で見ますと、まず、都道府県全体での正答率の分布状況を見た場合、上位層と下位層に大きく分かれているといったような傾向は現状見られないところでございます。 ただ、二極化かどうかの判断は必ずしも容易ではございませんけれども、個別の年度で個別の学校を見ると、上位層と下位層に集団が分かれていると見られる場合もあることは事実でございます。
この範囲で見ますと、まず、都道府県全体での正答率の分布状況を見た場合、上位層と下位層に大きく分かれているといったような傾向は現状見られないところでございます。 ただ、二極化かどうかの判断は必ずしも容易ではございませんけれども、個別の年度で個別の学校を見ると、上位層と下位層に集団が分かれていると見られる場合もあることは事実でございます。
この間に成績の下位層の減少と最上位層の増加は進んできているところでございますが、他のトップの国に比べまして課題があることも事実でございます。
○下村国務大臣 御指摘のように、PISA二〇一二の我が国の結果は、読解力、科学的リテラシーの二分野において、調査開始以来初めてOECD諸国中トップ、数学的リテラシーについてOECD諸国中二位と、全分野において下位層の割合が減少し上位層の割合が増加するなど、過去最高の結果でありました。
○国務大臣(下村博文君) 是非、山谷委員も開陳をしていただければと思いますが、御指導いただきながら、取りあえず今文科省として分析しているのは、全分野において下位層の割合が減少し上位層の割合が増加することによってそのような結果になったのではないか。
この科学、数学両分野においては、下位層の割合が減少し、上位層の割合が増加するなどし、我が国にとって過去最高の結果でございます。 これについてはさまざまな要因が考えられますが、いわゆるゆとり教育から脱却し、学習指導要領に基づく基礎的、基本的な知識、技能と、思考力、判断力、表現力など、確かな学力を育成するための取り組みなどが成果を上げた原因の一つであるというふうに考えます。
あるいは、学力でも成績のちょっと下位層のお子さんたちを、そのまま落ちこぼれるんじゃなくて、何とか引き上げていかなければ、人口が減少しているこの時代で、将来の担い手、しっかりとした教育環境を整えながら、全員を納税者にしていくぐらいの、やはりそういう教育の責任というものは今本当に重要なんだというふうに思っております。 そこで、資料の方をごらんをいただきたいというふうに思います。
少人数教育の効果検証の結果、一つには、習熟度の差が比較的小さい小学校六年生については、チームティーチングによりきめ細やかな指導を行うことが学力向上に効果がある、二つ目に、習熟度の差が比較的大きくなる中学校においては、習熟度別にきめ細やかな指導を行うことが学力向上に効果がある、三つ目に、また、少人数学級については、学習活動の基礎である学習への積極的な姿勢の育成や児童生徒の落ちつきなどに効果、特に学力下位層
○下村国務大臣 御指摘のように、我が国のPISAの結果については、二〇〇三年調査で、前回調査と比べ読解力の平均得点が低下するとともに下位層の割合が増加しましたが、二〇〇九年調査では改善傾向が見られ、昨年十二月に公表された二〇一二年調査では、読解力、科学的リテラシーの二分野において調査開始以来初めてOECD諸国中トップ、また数学的リテラシーについてはOECD諸国中二位、全分野において下位層の割合が減少
そして、高額療養費の見直しで厚労省が示した案は、一般所得区分のうち下位層のみ負担上限を引き下げるが、それ以外は負担上限の引上げか据置きでございます。高額療養費の適用を受ける者の多くが負担増となる結果になっております。そしてまた、一%の定率負担を廃止せずに残していることも問題がございます。
一つは、トップレベルの国々、フィンランドでありますとか韓国でありますとかそういった国と比べた場合に、成績の下位層の比率が比較的高いということで、この下位層が多いという部分に一つ課題があるというふうに考えております。 もう一つの課題は、子供たちの学ぶ意欲におきまして、国際平均と比べると数値が低いということがございます。
まさに、永江委員がお触れになったPISAの調査のとおり、成績下位層というか厳しい層に対して全体的に底上げをするという取り組みをきめ細やかにやっているということがこの調査からもわかりまして、大変これは重要な点だというふうに私どもも受けとめております。
つまり、従来、子供全体が、半ばぐらいの学力の子供たちが非常に厚くて、総体とすれば子供の学力というのは非常に均質で高い水準を持っていたわけですけれども、やはりこの十数年の経緯を見ていますと、その中位層が徐々に上位層と下位層の方に分解してきている、つまり、下位層の方が非常に膨れ上がってきている。
○宮崎参考人 今、あべ先生から御質問の趣旨は、低所得者層への配慮という考えはどうかということでございますが、確かに、先ほど小川先生からお話があったように、日本の社会が二極分解して、特に児童の中で学力差異が出てきているのが、従来は、能力の高いというか学力の高い層、それから中間層、下位層というふうに分かれていたのが、中間層が低学力層に引っ張られていっているという課題を指摘している文献が非常に多いんですが
特に中位層、下位層の数学の成績低下は顕著で、理系の場合は中位層で一五・三ポイント、下位層で一五・六ポイント、文系は中位層で一九・〇ポイント、下位層で一六・七ポイントも正答率が低下をしております。小中学校時代の学力低下は高校にも確実に引き継がれているということが、これを推察される資料として御提示をしております。
次のお尋ねでございますけれども、最近の修習生の状況につきまして、これは司法研修所の教官あるいは配属庁の指導官などから耳にするところを御紹介いたしますと、例えば、概して口頭で自分の考えを述べる能力にすぐれているなどということで、法科大学院教育によるメリットを評価するもの、あるいは、従来の司法修習を経た者と比べても決して遜色はない、こういう指摘もある一方で、特に、上位層、下位層の下位層の修習生の中には、
○金森政府参考人 PISA調査の読解力の得点につきましては、ただいま御紹介ございましたが、韓国やフィンランドと比較いたしまして、日本や英国は得点の中位層と下位層が多く、上位層が少ないという傾向が見られました。
しかしながら、残念ながら、下位層の修習生の中には民法あるいは刑法等の基本法の理解が不十分な者が見られるといった指摘もあり、これらの者が先ほど御指摘のあった二回試験の不合格者増と関係があるのではないかと、こういった見方もあるところでございます。
このような観点から見ますと、国際的な学力調査による比較をしますと、OECDの調査などで、学力は国際的にはやや低下傾向にある、それから特に中間層の子供たちが下位層にシフトする傾向があるといったようなことがございます。それから、子供たちの学習意欲、それから宿題等を行う家庭での学習時間等が十分ではないといったような反省点もございます。
しかし、真ん中から下ですね、下位層といいますか、ここの落ち込みが激しいという結果も出ておりますので、こうした学力の二分化といいますか、あるいは学習意欲の二分化というものに十分配慮しなきゃいけないときを迎えております。このことを考えながら、これからの学力向上というのを図っていかなきゃならぬ。
また、確かに、今御指摘のように、成績下位層が増加をしているとの課題があるわけでありまして、今後は、伸びる子は伸ばし、理解に時間のかかる子には丁寧にきめ細かな指導を行うことが必要でありまして、習熟度別指導の一層の充実を図ることも大切であり、また、本年四月にスタートする全国の学力・学習状況調査を継続的に行い、教育施策や授業の改善を促していきたいと思っております。
それにつきましては、むしろ例えば階層化が進展して公平性が失われてしまうとすれば、それは差別される人たちあるいは下位層の人たち、下層の人たちがやる気を失ってしまうじゃないかと。差が付けばやる気が出てくるわけじゃなくて、やっぱりやったらそれなりに報われるというようなことが必要なんじゃないか。
特にこの読解力につきましては、前回の状況と比較をいたしますと、中位の層が下位層にシフトをしているということと、それから自由記述の出題形式で無解答が多いといったような課題が見受けられるところでございます。
この二極化の、今先生は下位層というお言葉をお使いになりましたが、正にその下の方の生徒たち、これをどうするかの一番のポイントは私は教員だと思います。教員七十万人、全国の小学校と中学校の教員七十万人というこれだけの膨大な数の人たちの質を上げる。
三月二十二日の本委員会で触れたところではございましたけれども、文科省が右往左往し、マスコミも大騒ぎしたいわゆるPISAの二〇〇三の調査から何を酌み取るかということが実は問われているんではないかというふうに思うわけでありまして、先ほど渡久山参考人の方からもございましたけれども、学力の二極化というものが非常に進んでいるということがこの中から分かるというふうなことでございまして、この二極化に対して、いわゆる下位層
その下位層の方に低所得の方が多いのかどうか、まあこの辺はもっとよく調べなければならないと、こう思っているわけでございます。 そういったことを踏まえて、私は、要するに塾に行ける子と行けない子、塾も一杯行っている子もおりますし、全く行ってない、あるいはちょっとしか行ってない子供もいるわけですけれども、私は基本として、とにかく学校で基本的なことはきちっと勉強できるという形にしたいんですよね。
○政府参考人(銭谷眞美君) ただいま水岡先生からお話がございましたように、国際的な学力調査によれば、これまで中位層が多かったところが下位層にシフトしているという傾向がございます。
○政府参考人(銭谷眞美君) 今先生お話しございましたように、今回のPISA調査では、全体的に上位層と下位層の得点のばらつきが広がっております。特に、読解力を前の調査と比較しますと、中位層の生徒が下位層にシフトしているという状況がございます。