2018-04-11 第196回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第4号
私にとって興味深かったのは、そういった上院にとっては自滅的な法案というのがなぜ上院自身が支持したのかということです。国民投票というので否決された理由は、アンチ既成とかアンチエスタブリッシュメントを標榜するいわゆる五つ星運動というものの影響が指摘されておりますけれども、こういった潮流には政府や政治に対する全般的な不満、不信というものが背景にあったのだと考えられます。
私にとって興味深かったのは、そういった上院にとっては自滅的な法案というのがなぜ上院自身が支持したのかということです。国民投票というので否決された理由は、アンチ既成とかアンチエスタブリッシュメントを標榜するいわゆる五つ星運動というものの影響が指摘されておりますけれども、こういった潮流には政府や政治に対する全般的な不満、不信というものが背景にあったのだと考えられます。
最終的には国民投票で否決されてしまったものの、自己の定数を削減し、その権限を縮小するような改正案に上院自身が賛成したのは、私どもの感覚ではあり得ないことのように思われますが、イタリア上院の複数の関係者に伺いますと、異口同音に、国家のためには、自分たちを犠牲にしても、それが必要だと判断したから賛成したのだと答えておられました。 いわゆる新しい人権についても話を伺いました。
パウエルさん自身、アメリカの上院自身があの情報は誇張されていたということを認めているにもかかわらず、誇張された情報を国連で明らかにしたら、これは立派なことをやってくれたとあなたが言う。そのあなたの談話、これは今でも本当に正しかったと、国際社会に向かってそういうことを今でもなお言うということですか。振り返ってみて、どうなんですかね。
これは上院自身にも包括貿易法案というのが提案されておりまして、その法案に基づく審議というものが行われることになろうかと思います。
今日まだ上院が採決をしておらないのでありますから、上院自身の意向というものはわかりませんで、大臣のおつしやいましたのも、やはり政府の見通しを根拠として言われたものと思います。