1963-02-22 第43回国会 衆議院 建設委員会 第5号
上部導水路につきましては、ただいま先生詳しくお話になりましたが、上部導水路のいわゆる下の部分といいますか、荒川の取水せき以降の分でございますが、これをだれがどういうふうにやるのか、将来の管理をどうするのかというのは、実は非常にもめた問題でございます。
上部導水路につきましては、ただいま先生詳しくお話になりましたが、上部導水路のいわゆる下の部分といいますか、荒川の取水せき以降の分でございますが、これをだれがどういうふうにやるのか、将来の管理をどうするのかというのは、実は非常にもめた問題でございます。
ただいま先生がいろいろお述べになりましたような問題がございまして、たとえばいわゆる上部導水路という、埼玉県を通っております計画線の問題については、建設省案と農林省案というものが実はございます。
利根川につきましては矢木沢ダム、下久保ダム、上部導水路、埼玉合口堰を合わせましたものになっておりまして、合計が二十九億九千六百万円、そのうち治水部分といたしまして交付金が十一億五千四百三十四万六千円、先ほど申し上げました負担金が十億五千八百十五万四千円、それから出資及び借入金といたしまして五億、電気事業者の受託金といたしまして二億八千三百五十万、これが利根川の関係の事業費でございます。
それから上部導水路、埼玉合口堰、下部導水路、これらの事業もやるわけでございます。なお淀川水系につきましては、局山ダム、これは現在建設省で実施中でございますが、これを公団に引き継いでやっていく。なお淀川の長柄可動堰改造の問題、これも公団で取り上げる予定でございます。
来年度取り上げる予定の事業名がずっと書いてございまして、矢木沢ダム、下久保ダム、埼玉合口堰、上部導水路、下部導水路、高山ダム、長柄可動堰、あとは調査費等ございますが、年間の総事業費が五十億一千六百万円、このうち建設省で現在やっております矢木沢ダム、下久保ダム、高山ダム、これはある程度建設省で仕事を進めておりまして、大体七月から十月ぐらいの間に公団に引き継ぎをする、したがって公団分の事業費といたしましては