2005-04-05 第162回国会 参議院 法務委員会 第9号
ところが、民事訴訟規則の条文上は最初に提出する上訴状に上訴の理由を記載してもいいということになっております。ただ、この場合、民事訴訟規則では、上訴状に上訴理由を記載したときには当該上訴状は上訴裁判所で提出されるべき準備書面を兼ねることとされておりまして、上訴状という一通の書面に書かれておりましても、その中で上訴理由を主張することは、上訴審における訴訟活動であることを明らかにしております。
ところが、民事訴訟規則の条文上は最初に提出する上訴状に上訴の理由を記載してもいいということになっております。ただ、この場合、民事訴訟規則では、上訴状に上訴理由を記載したときには当該上訴状は上訴裁判所で提出されるべき準備書面を兼ねることとされておりまして、上訴状という一通の書面に書かれておりましても、その中で上訴理由を主張することは、上訴審における訴訟活動であることを明らかにしております。
これは中村参考人にお伺いしたいんですが、民訴規則によると、上訴状に理由も書けと、しかし認定司法書士さんについては上訴の提起の代理権しか認めていないということなんで、この点は何か、今後、認定司法書士さんに対する指示なり御指導なりというようなことは考えておられますか。
上訴状、支払い命令、略式命令等の異議申し立て書の受理、それから逮捕状、勾留状、こういう人権に関係しますところの令状請求事件の受理、同行少年の受理、勾留質問の実施、勾留状の発付に伴う事務こういうものが宿直者によって処理されている事件でございます。 しかし非常に事件の少ないところでも同様な形で宿直をしているということは近代的な生活に必ずしもふさわしい執務体制ではないと考えられております。
○加藤武徳君 私の発言は、事務総長の報告に引続き議事部長の説明がありまして、説明の中に、資格争訟につきましての原告の氏名、或いは被告の氏名、これらが一応述べられておりますが、速記の体裁上訴状の内容を記録にとどめたい、このような大野委員の御発言と了解しまして私は賛成いたします。
それから訴訟を遲延せしむる目的のためのみで上訴をした場合に、そういう上訴權の濫用をいたした場合に、これに對して制裁として上訴状に貼つておる印紙の或る一定倍の、十倍以下の金額の制裁的に負擔を命ずることができることにいたして、上訴の濫用を防止いたし、併せて上級裁判所の負擔の輕減に資そうといたしたのであります。