1989-06-21 第114回国会 衆議院 建設委員会 第7号
最初に、このたび成案を得て提案をなさっているわけでございますが、道路と建築物等の一体的な整備という新制度につきまして、これまで原則禁止だった上空開放、地下の有効利用につきまして一つの方向を示したわけでございますが、このことに対しましては、従来、いわゆる地価高騰の前から、経済界あるいはデベロッパーあたりからかなり強い要請があったと聞いております。
最初に、このたび成案を得て提案をなさっているわけでございますが、道路と建築物等の一体的な整備という新制度につきまして、これまで原則禁止だった上空開放、地下の有効利用につきまして一つの方向を示したわけでございますが、このことに対しましては、従来、いわゆる地価高騰の前から、経済界あるいはデベロッパーあたりからかなり強い要請があったと聞いております。
わが国の航空をめぐる世界の情勢はきびしく、特に太平洋線における米国航空企業の大幅な進出の問題、国際航空路としてのシベリア上空開放の問題、ジャンボジェット機の就航等、国際競争は一そう激化するものと思われ、これに打ち勝つため、引き続き路線網の拡充と国際競争力の強化をはかってまいりたいと存じます。
わが国の航空をめぐる世界の情勢はきびしく、特に太平洋線における米国航空企業の大幅左進出の問題、国際航空路としてのシベリア上空開放の問題、ジャンボジェット機の就航等、国際競争は一そう激化するものと思われ、これにうちかつため、引き続き路線網の拡充と国際競争力の強化をはかってまいりたいと存じます。
りましてから共同運航も四月で約一年たちまして、だんだん二年の期限というものも迫ってきますので、実は七月に在ソ大使館の参事官が外務省の極東部ローザノフ次長と面談しまして、いままでどうもソ連側のほうで一体何を考えているのかわからない、どのどういう点がむずかしくて自主運航に切りかえられないのかというようなことも含めまして先方の意向を確かめましたときに、その際の外務省の極東部次長の話では、やはりシベリア上空開放
つまり、いまソ連から中国に乗り入れるのがいろいろ線がありますけれども、その中で、つまり中国のほうでやろうとしたときに東京-モスクワじゃなくて、いやしくもシベリア上空開放ということに関しては、どの線を通るにしても、実際上はソ連はその場合に東京―モスクワルートを通れと言うだろうけれども一、協定上の権利としては、シベリア上空のどこを通っても、ほかの国にはシベリア上空を通った飛行は許さないという、そういう権利
○森元治郎君 そこで、シベリア上空開放の暁には日本の運航の優先権を与えるということが書いてございますね。優先権というものは一体何か。優先とは、ただ許可を、おまえに先だというのでは意味がないので、他国より実態的に実質的に日本が特に有利なんだということが優先権に含まれるのかどうか、この説明をお願いします。
○森元治郎君 社会党としては、今度の協定でソビエト側がシベリア上空開放の実現ということに対する日本の希望を了承したということ、それから、開放が可能となったときには第三国に先立って日本機のシベリア経由の乗り入れをまあ言明した、いわゆる上空開放になったときに、日本に優-先権を与えるというようなことを確約をしてくれた、この誠意といいますか、これは高く評価してよろしいと思います。
この暫定運航をシベリア上空開放までやらざるを得ないということをうたった議定書、これは議定書の形式でございます。それからもう一つ、二年以内にできる限りすみやかにシベリア上空を開放する、これは合意された議事録というものがございます。これはもともと交渉の経緯から申し上げますと、二つのもの、現在文書が別になっておりますが、この議定書と合意議事録は、最初の間は一体をなして交渉をしてまいりました。
それから、シベリア上空開放の時期につきましては、二年以内の開放をぜひという日本側の希望をソ連側が了承いたしまして、シベリア上空開放後は、直ちに日本人乗員でモスクワに乗り入れることができるというような内容でございます。
○佐々木(良)委員 そうしますと、将来におけるシベリアの上空開放という原則論が一番問題になっておるので、いまのチャーター云々の暫定協定の中身自身が問題だということではないと了解してよろしゅうございますね。