1980-04-15 第91回国会 衆議院 運輸委員会 第10号
通常、現場におきましては、進水前に、いわゆる閉囲場所のうちで、上甲板から下にあります全容積と、上甲板下の貨物積載場所の容積を算定するに必要な寸法を測度いたします。それから進水後におきまして、各室内の内装工事に着手する前に、上甲板上の閉囲場所の容積を算定するに必要な寸法を計測いたします。
通常、現場におきましては、進水前に、いわゆる閉囲場所のうちで、上甲板から下にあります全容積と、上甲板下の貨物積載場所の容積を算定するに必要な寸法を測度いたします。それから進水後におきまして、各室内の内装工事に着手する前に、上甲板上の閉囲場所の容積を算定するに必要な寸法を計測いたします。
したがいまして、船のトン数が、従来でございますと上甲板下の全容積、それから上甲板上の貨物積載場所の容積を算定いたしますので、これをやりますのは進水の前にやる。
上甲板下の水面上に現われたところでは、ほとんど外板及び舷窓ガラス等は完全に閉鎖されたままで損傷を受けておりません。左舷のボート・ダビッとは曳航移動中に脱落いたしました。マストは折損をいたしております。ブリッジのアレグラフの指令盤は、船橋では「用意」、機関室よりの応答針は「全速」というふうになっております。かじは左舷に六度を指示しておりますが、船橋とかじ取り機室も同じでございます。
○藤野説明員 窓の点でございますが、動的復原力が規定以上余裕のある船をよく調べてみますと、上甲板下の客室に窓のない船が非常に多うございまして、あそこの窓は今回計画の喫水は越えませんけれども、ラストを積みまして常時相当深く船足が入りますので、水面上あまり高くないところに位置いたしまして、安全性ということを考えますと、物に触れて窓がどうとかなるというような危険も考えられないものではございませんので、窓を