2021-04-23 第204回国会 衆議院 外務委員会 第10号
また、首脳レベルを含みます要人の往来に加えて、上海協力機構であったりとかBRICSを含みます様々な協力枠組みというのがあるわけであります。 その一方で、両国はカシミール地方などにおいて国境問題を抱えているわけでありまして、私も、インドのジャイシャンカル外相と会うたびにこの話が出ます、どういう状況なのかと。
また、首脳レベルを含みます要人の往来に加えて、上海協力機構であったりとかBRICSを含みます様々な協力枠組みというのがあるわけであります。 その一方で、両国はカシミール地方などにおいて国境問題を抱えているわけでありまして、私も、インドのジャイシャンカル外相と会うたびにこの話が出ます、どういう状況なのかと。
これは、TPP加盟国及びTPP参加表明国バーサス上海協力機構及び一帯一路参加表明国の図であります。TPP側は赤、ピンク、上海協力機構、一帯一路側はブルー系になっています。 これを見てもある意味明らかなように、やはり、赤、ピンク系のTPPは、ある意味シーパワーなんですよね。海の帝国、シーパワーの国々の集まり。
そういう中で、中国を中心とする上海協力機構、これが中国、ロシア、中央アジアを中心としたランドパワーであるのに対して、TPP加盟国は、自由な投資、自由な貿易、そして自由な海上輸送、海上航行を志向するシーパワーである、この地政学的意義もあるということも申し上げました。 それともう一点、このTPP合意の中で最もいい制度だと思うのが、私は、原産地累積制度だということも申し上げました。
これは、TPPと上海協力機構の加盟国また準加盟国を図で示したものでありますけれども、これを見て一目瞭然のように、中国を中心とする上海協力機構、これは、ある意味ではユーラシア大陸全域をカバーするようなランドパワーというような位置づけができるのに対して、TPP加盟国、アメリカは今入っていない、コロンビアもまだこれからということで少し色を薄くしておりますけれども、これはシーパワー、先ほど河野大臣も言っておられた
その中国が、今、AIIBというファイナンスソースをバックにしながら、御承知のとおり、上海協力機構という枠組みをつくっている、それで、一帯一路という政策を進めようとしている。それをこうやって地図上に色分けすると、かつてのモンゴル帝国ではないですけれども、このユーラシアを覆うようなこういう枠組みをつくろうとしている。
御承知のとおり、中国が中心となって上海協力機構というものをつくっています。それは、ユーラシア大陸のほぼ全域を、まあヨーロッパ等を除いてですけれども、アジア地域におけるユーラシア大陸ほぼ全域をカバーするような枠組みになりつつあります。これはいわばランドパワー。 これに対して、TPPというのは、まさに環太平洋でもあって、シーパワーなんですよね。海洋帝国といいますか、シーパワーなんです。
まず一つは、インドは上海協力機構のフルメンバーになっております。それから、アジアインフラ投資銀行、AIIBのこれはもう理事メンバーとなっております。そして、インドにとりまして最大の貿易相手国は中国です。しかも、インドにとりましてはマイナス三百六十九・九億ドルの貿易赤字ということになっておりまして、あらゆるものが今中国から入っているのがインド。非常に密接な関係にある。
そして、インドとの非常に強い協力推進、こういうようなことは、まさに地政学的な上海協力機構に対抗し得るものだというふうに思っています。 以前、第一次安倍内閣、麻生太郎外務大臣のときにあった自由と繁栄の弧構想というのは、今どうなっているんでしょうか。もう短くて結構です。あれは、ある意味では地政学的なことを想定した構想だったというふうに理解しておりますけれども。
○岸田国務大臣 上海協力機構ですが、加盟国は中国、ロシア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタンですので、地政学的に、言うならばユーラシア大陸をカバーする形で、先ほど申し上げました目的のもとに協力を進めていく、こうした枠組みであると認識をいたします。
○吉良委員 では、もうちょっと違う視点で質問しますけれども、上海協力機構の地政学的な意味、意義というものはどう見ておられますか。
特に、今、中国について申し上げれば、シルクロード基金であるとか、あるいはアジアインフラ投資銀行、AIIB、こうしたものを活用して、一帯一路、ワンベルト・ワンロード、この構想を相当、上海協力機構の地域を中心に広げていっている、こんな状況もあります。
上海協力機構というのが、これも一種の国際機関ですけれども、ございまして、主要なメンバーは中国、ロシアそれから中央アジアの各国であります。これはもともと安全保障というものが共通の課題であったわけですけれども、最近はかなりその問題は解決しまして違ってきていますけれども、その本部も中国に持ってきたい、上海ですけれども持ってきたい、それから初代の事務局長も中国人にしたいと。
ただ、その上で、あえて申し上げるとしますと、中国政府が一帯一路構想を資金面で支えるものとして公表しておりますAIIB、BRICS銀行、上海協力機構融資機関、シルクロード基金、この中のシルクロード基金につきましては、一帯一路構想の沿線国のインフラ建設の支援を目的とし、中国は最終的に四百億ドル、これは日本円に直しますと約四兆五千億円ですが、これを出資する予定である旨が明らかになっております。
○国務大臣(岸田文雄君) 上海協力機構ですが、ロシア、中国及び中央アジア四か国、計六か国が加盟し、周辺八か国がオブザーバー等の資格を有して参加をしております。そして、加盟国間の相互信頼の強化、テロ、急進主義への対処、政治、経済、防衛などの分野における地域協力推進、こうしたことを目的としていると承知をしております。
○アントニオ猪木君 ところで、中国とロシアが上海協力機構という組織をつくっていますが、私どももあることで話を聞かせてもらって初めて知ったんですが、その機構の構成国はどのような現状か、あるいは、聞くところによりますと、パキスタンとインドもオブザーバーとして参加しているようです。
中国は上海協力機構を通じて、また、ロシアはこれはユーラシア経済連合、お互いにその経済連携を強めているわけですね。日本はTPPまだ交渉中。そういう中で、TPPそのものを取っても、中国もインドもインドネシアも入っていませんよね、ましてやロシアは入っていないわけですから。一方で、中国やロシアは自分たちの経済圏を広めようと思い、ASEANの中にも首を突っ込んできている。
しかし同時に、上海協力機構等で、対米という意味では、ある意味中国に近い距離にあると。我が国は何かというと、そこを読んで、我が国家目標、国益に立脚してロシアといかなる距離を保つのかということが非常に重要になると思います。
○三ッ矢委員 他方で、上海協力機構、これは中国がロシアあるいはカザフスタンとかあの地域の国々を集めて、これはイランも参加しているようでありますけれども、どちらかというとアメリカに対抗しようということでやっているのではないかと思いますけれども、中ロがかつてない接近ぶりを見せていまして、今月の七日ですか、北京で首脳会議が行われましたけれども、非常に蜜月ぶりを見せつけた。
○中曽根国務大臣 上海協力機構には、先ほど副大臣からも御答弁申し上げましたけれども、我が国も代表団を派遣いたしまして、アフガニスタンの安定に向けて意見交換を行っているわけであります。
○伊藤副大臣 御指摘の上海協力機構、SCOは、ロシア、中国及び中央アジア四カ国による地域協力の枠組みなわけでございます。 我が国は加盟国ではありませんが、同機構が中央アジア及びその周辺地域の安定にどのように寄与していくのか、非常に注視しているわけでございます。
さて、その中で、まず最初に、日本・ウズベキスタンの投資協定についてなんですけれども、一昨日の十五日にも、中国、ロシアと、それから中央アジア四カ国が入った上海協力機構の首脳会議がロシアのエカテリンブルクで行われています。ロシア大統領や胡錦濤国家主席も出席してということになっています。
そうなってくると、下手間違うと、中国とロシアの連携機構である上海協力機構、それにインドがオブザーバー参加し、イランまでがオブザーバー参加しているようなユーラシアの新しいダイナミズムに対して、日米で連携して上海協力機構と向き合おうなんというようなことを言おうとしているのかなということを国際関係の世界で生きている人間はあの言葉の中にかぎ付けると思うんですね。
○長島(昭)委員 中央アジアをめぐっては、既に中国とロシアが上海協力機構というものをつくって、上海ファイブと言われた会合からもう十年たっているわけで、実は中ロの方が先行して、あの辺をある種、資源共同体みたいな形にしておりますので、今外務大臣がおっしゃったように、そこで資源競争をしたりとかあるいは縄張り争いをしたり、そういう意図ではなく、最終的には、それぞれの国が自分たちの発展段階に応じて、どちらのやり
東南アジア諸国連合・ASEAN、上海協力機構、南米諸国共同体、アフリカ連合・AUなどであります。これらの地域共同体は共通して、国連憲章に基づく平和秩序、紛争の平和解決、各国の経済主権の尊重と民主的な国際秩序、経済秩序を主張しているということだと思うんです。 そこで、まず麻生大臣に伺いたいと思います。
あるいは、経済面では中国が中央アジアに非常に接近をしていて、カザフスタンの石油会社を買ったりというような動きがあって、消費財もかなり入っている中で、上海協力機構を通じて中国の中央アジアに対する接近もここ二年ぐらい非常に目立つような状況にあります。上海協力機構は人権問題とか民主化を言わないという整理が中央アジアの人たちの頭の中にあります。