1947-10-28 第1回国会 衆議院 国土計画委員会 第19号 さらに戰時中より引續く上流竝びに流域一蔕の大濫伐と、食糧増産のためにする開墾の進展等により、降雨時の流水は急増し、既定計畫量三千五百に對して四千三百以上を豫想せざるを得ないのであります。昭和十三年六月及び十六年七月の大出水時の實況は、この豫想を確實に裏づけるものであります。從つて既定計畫が完成しても、それだけでは治水の完璧を期することは絶對に不可能となつたのであります。 小松勇次