2000-03-07 第147回国会 参議院 予算委員会 第6号
そういうような状況の中で、特に私は、いろんな御高説をいただいておるわけでございますが、現状を知らないあるお方によりますと、上流地の遊水地帯は残しておくべきだ、遊水地帯はつぶしたらだめだというような話を、それも説の一つとしていただきました。 しかし、ちょうどまさに私はその上流に住んでおる人間なんですが、中流のちょうど岩津というところから上はほとんど無堤地域です。
そういうような状況の中で、特に私は、いろんな御高説をいただいておるわけでございますが、現状を知らないあるお方によりますと、上流地の遊水地帯は残しておくべきだ、遊水地帯はつぶしたらだめだというような話を、それも説の一つとしていただきました。 しかし、ちょうどまさに私はその上流に住んでおる人間なんですが、中流のちょうど岩津というところから上はほとんど無堤地域です。
それから、別宮川上流地は、堰を越えて急落する怒濤のために川岸を破壊される憂いが減少する。
今聞きますと、河川の上流地が水源地帯ということで、水源林の造成をする、そことの関連で一千ヘクタールの農用地の関連事業をやらなければならないという理由が全く浮かび上がってこない。要するに、水源林の造成は一方でやる。もちろん、中山間地域の、水源林の近いところの農林一体の事業であれば、私はわからないわけではありません。またそれは別の事業がございます。
○馬場富君 それから、ほかの総合対策についても、日光川以外に新川とか諸河川がございますが、そういう点についても今、具体的には新川については、上流地について木曽川への逆流排水というのを考えて、これは新規の工事ですけれども、非常に効果を上げる計画が進められておりますが、そういう各諸川についてもそういうことを考えてほしい、こう思っておりますが、いかがでございましょうか。
上流地のほうが汚染されていて、下流のほうがあまり汚染されていないというような事態は、常識で考えても非常にふしぎなことでありますから、まあ振り回されておったともいえないかもしれませんけれども、しかし、環境保全に対して自分のものとして不審に思ったら、これは究明するだけの積極的な態度というものが要ると思います。今後とも環境保全ということについては関係各省が戒心をいたすことにいたします。
林野庁並びに建設省関係の皆さんも、現地を見られておそらく驚嘆されたと思うのですが、この具体的な事実が示しますように、やはり国有林における部分の砂防関係、それから建設省所管による河川関係に関連する砂防との関連においてどういうふうな連携がとられ、——結果的には、上流地における、国有地内におけるところの宮崎県のえびの市の場合のような災害でも、波及するところはいわゆる下流の河川全体であり、下流に居住する住民
この委員会が発足いたしまして、すなわち災害が発生いたしましたときの一つの焦点は、中小河川の災害が多かったために、または都市上流地の小河川のはんらんによる被害が多かったために、急傾斜地あるいは低地域における中小河川、都市河川等の計画的な改修を促進しなければならぬという意見が圧倒的に強うございました。
それから一つの例を申しますと、たとえば信濃川の上流の例をとってみても、長野県下における集中豪雨または大雨による災害は、おもに砂防災害が上流地に多いわけなんです。ところが、それが結局、これは非常に広範にわたるものですから、長野県なら長野県の負担というものは非常に大きいのです。
やはり流水が存在するところ、それから砂防地域までというところは、砂防地域の存在する上流地まで含まれるのかどうか。砂防地域は砂防法によって指定されますが、砂防地域の存在する地域まで上限になるのかどうか、この点なんです。砂防地域と河川地域は違うことはわかりますが、この区域は上限がどこまでいくのかという問題です。どこを想定されておるのか。上限をどこまで想定されておるのかという問題です。
たとえば耕地整理組合等あるいは土地改良等において、上流地に土砂どめをいたす場合がございます。これは工作物でしょう。これらの上流地帯が河川区域になるかどうか。あなた方は、頭の中では、抽象的に河川区域だと思っておるでしょうが、これはいろんな罰則もありますることでありますから、明確にしなければならない。これも入るなら入るでよろしいのですよ。いい悪いの問題ではない。
したがって、上流地は大体いま次長が説明しているように、河川法上の河川でなくして、また準用する河川ではなくして、野放しの河川ということになっておるわけであります。この場合は市町村が負担するということになっておりますから、現在の公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法でも、それには災害の場合に及ばないわけなんです。
これを洪水時にその堆砂を抜きますと、下流に水害を及ぼすということになって参りますが、いずれにしても、水資源を上流地において確保しなければならないと思うのです。これについて施策が立てられなければならぬと思うのです。企画庁としては、実務官庁ではございませんけれども、計画がなければならないんじゃないか。
途中に流水が起こって参りましてからの貯水よりも、もっと上流地において、山腹の段階においてこれを適切に流出していくという方法を講じていかなければならぬと思うのです。
そこで、上流地においてこれを確保するという施策を講ずることが、各省にまたがっているところの水の利用を円滑ならしめるゆえんだと思う。そこに調整の責任者である企画庁の責任が出てくる。こう理解して、あなたにこの問題の解決を迫っているわけなんです。あなた方は調整しなければならぬ。起きた問題を調整することはなかなかやっかいです。
そういう意味で、大都市の付近の上流地においては、特に保水を考えた、いわゆる水源林としての機能を十分果たさせる施策を講ずる必要があるのではないか、こう思うのですが、この点はどうでしょうか。
これは最近ようやく電源開発会社等も水資源の涵養のために上流地に保安林、水源林を持つということはあえていたしておる事情もあるわけです。もう電源開発会社等が水源に手をつけなければ水量を確保することができないという事態になってきて、確かに治水のことが必要になってきたことは私も認めて、この趣旨にはあえて、反対ではないけれども、こんなことでは追っつかないのではないか。
その攻め方といたしましては、まずこの石狩とか十勝とか重要な河川の上流地の直轄事業をどういうふうにやっていくかという調査が先決でございますので、ここに直轄調査費三百万円が計上されております。これは直轄事業を今後大いにやるというこの思想が頭を出したということでありまして、私どもはこれに続いて北海道の砂防ということを今後大いにやっていきたいと存じておる次第であります。
○田中一君 私は農林省に伺う要点をちょっと申し上げたいのですが、現状のままで、現状のままというのは、今運輸省の計画課長から伺った計画会議の決定案と、それから関屋分水によるところの両方の考え方に対して、農林行政といいますか、土地改良といいますか、そうした総合的な農林省の立場から見るところの利害を伺いたいと思うのです、この上流地における土地改良の面について。
そうしてその当時われわれ原子炉並びに付属施設というものは、宇治川なんかの汚染を防ぐように完全にできるものだ、外国でも大学の構内に置いているじゃないか、ハーウェルなんか、ロンドンの水道の上流地へ置いているじゃないかということで、これはもう宇治へ置いて差しつかえないということに疑問を持たなかったのです。
ただこういつたダムによりますダム上流地の被害の問題については、ダムのゲートの天端に基くところのバツク・ウオーターの問題と同時に、ダムの堆砂によつて水がせき上げられることにまる被害ということもいつも論じられるのでございます。調査の結果によつては、あるいはそういうこともあろうかと想像されるわけでございます。
あとはその次に比較的降雨の多かつたのは高知県でございまして、仁淀川の上流地でございます。それらが降雨の大きいところでございます。風は各地で非常に当初から強くて、特に九州の沿岸各地に海岸の被害を生じた模様でございます。それらはあとに書いてございます。一応台風の概況としてはそういう性格を持つた台風でございます。 でその被害は三ページに各地の被害状況というものがあります。
そうしてつまりこの水源地の発電所の、水力発電所の施設の上流地におけるいわゆる一切の施設というものが相並行してこれは行くべきものだ。それによりまして万世不易の水源の涵養というものができる。それで水力発電というものが維持されるわけです。これが全然等閑に付せられておる。これは私どもは林野庁におきましても、いささか処置のとどかないものがおありのことと思う。
上流地においてその水を河口から十二里も山の中からよその川に水を流し、その川には又よその川の水を流す、そうして二カ所、三カ所の発電をするというような場合、これは何百年来水を使用しているその流域の人間は、上のほうはその水をよそに持つて行かれる。