1982-07-08 第96回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第12号
今次災害発生個所でございます北第五十尺層上段ロングゲート及びその近傍におきましても、いずれもその基準を満足するに足る数量の先進ボーリング等が実施されていたことが確認されております。
今次災害発生個所でございます北第五十尺層上段ロングゲート及びその近傍におきましても、いずれもその基準を満足するに足る数量の先進ボーリング等が実施されていたことが確認されております。
これまで九回に分けて検証を実施いたしておりますが、去る四月十九日の第九回目の現場検証は、ガスの突出部位を確認するため、ガスの突出部位と推定をされる北第五上段ロングゲートの立ち入り分岐地点から引き立て側十三メートルの間について実施をいたしましたが、壁面の状況あるいは立て入り坑に設けられた十五本の鋼枠の飛散状況等から、ガスの突出部位は引き立て地点のさらに奥方向にあるものと判断されるのでありますが、最終的
ところが、私どもが調査をいたしましたところでは、実際に北第五上段ロングですか、これを一月から始めるため、その周辺のボーリングは北第五盤下坑道の三座あるいは三座というようなところから打っているわけですけれども、二座も、このガス突出が実際に起こったこの周辺の完成日というのを見てみると、八月二十四日とか二十七日とか二十八日とか、そういう日になっているのですね。
この第五上段ロングを、実際に来年の一月から炭を掘るその周辺のボーリングが、私がいただいている資料では九月二十三日までかかっておるのだから。あなたが言ったことはそれに対する反論になりますか。
○小沢(和)委員 聞いているとあなたは言うけれども、私がここで持っておる資料からすると、まさにその北第五上段ロングというところをつくる、そのところを打っているこの二座というところのボーリングというのは、確かに局長が言った六月十一日から始まっているけれども、打ち終わっているのは九月二十三日なんですよ。
ましてや崩落場所が北第五十尺上添え上層というところで起こっていて、(図面を示す)これはもう御承知のとおりだと思いますけれども、この九月八日に起きたのは北第五上段ロング上添えというところで崩落が起きているわけですね。十六日のこの災害というのは、北第五盤下坑道の盤下立ち入りナンバー一のこの近所というふうにいま言われているわけですね。
二次災害のおそれがあったので、上段ロングから資材を運び天盤を支えた。夢中で掘った。しかし二人とも死んでいたと、こう言うんです。十分な保安資材が配置されていたなら助かったはずだと、こう言っているんですね。これを見ていた労働者どんなにつらかっただろう。そしてこれらの御家族はどんなに大変だったろう。私も山へはしょっちゅう参ります。
現に四十五メーターの拡大を鋭意やってきておるわけでございますから、そこで資材搬入その他、確かに南の上段ロングは稼働しておりましたが、出炭を強行するがためにどうだということは絶対ございません。
中の通気は、このベルト斜坑左から右に入気が入りましてから、右のほうにございます下段ロング、上段ロングの作業場を洗った空気がその上の矢じるしを通って、西部のマイナス七十メートル下盤坑道から排気をされる。
その西部地区は、西部ベルト斜坑の第一原動機付近、それから罹災者の方が多くおられました下段ロングのゲート、それから上段ロングの入り口、それからベルトコンベヤーの逆に終点になりますところのポケットの下あたりに、電話の装置並びに非常ベルの拡大装置つきの電話があったわけでございます。装置といたしましては、そういうわけで、一応現在保安法上に定められておる設備としてはあったわけでございます。
その斜坑を右のほうに参りまして、右の部分に採炭切り羽——下段ロングと上段ロングがございますが、この二つが採炭切り羽になっておるわけでございます。右下のほうはすでに払い終わった部分でございます。大体当日この二つの払いを中心に作業が行なわれておったわけでございますが、そのほかに運搬あるいは掘進の切り羽がございますが、この辺を中心に六十五名の方々がおられたわけでございます。