1965-03-11 第48回国会 衆議院 決算委員会 第13号
間に対しては——上椎葉ダムなんか漏れて、ずいぶん民間が迷惑している。これは鹿島がやった。それだからあなた方が、間にやらせれば工事が安全である、体験者だから、大きなダムだから、どうせやるなら間のほうでやってもらいたいというようなことで言ったのか。あるいは電発とか間の関係者が、これは間にやらしてくれと頼んでくれと言われて頼まれたのか、この点なんです。どうも社会党の諸君の質問はおかしいと思う。
間に対しては——上椎葉ダムなんか漏れて、ずいぶん民間が迷惑している。これは鹿島がやった。それだからあなた方が、間にやらせれば工事が安全である、体験者だから、大きなダムだから、どうせやるなら間のほうでやってもらいたいというようなことで言ったのか。あるいは電発とか間の関係者が、これは間にやらしてくれと頼んでくれと言われて頼まれたのか、この点なんです。どうも社会党の諸君の質問はおかしいと思う。
○田中(彰)委員 あなた、この間上椎葉ダムの問題を話したときに知らぬとおっしゃいましたが、少なくとも重工業局の次長をしておれば、新聞等に、日刊紙ですか、福日にも出ておればここの新聞にも出ておるんだ。ここに、五十八億の工費の超過、不当支出の疑いで技術上の手落ちということで、こうやってどんどん新聞に出てやられたこのことをあなたはお知りにならない。
○田中(彰)委員 副総裁にお尋ねいたしますが、あなた、この間上椎葉ダムの不正工事について話したとき知らないとおっしゃいましたが、三十一年八月ころどこにおられましたか。
まず一つ言ってやれば、九州の上椎葉ダムだ。大問題を起こした、ここで。それを知らぬで、どうして請負させたのです。なっておらぬじゃないか。そういうことは刑事課長もお知りにならぬかもしれぬが、それをもし知られたら、そういういろいろな失敗をした体験があって、国会でも問題を起こしている。そこに値段を高くしてやればいい工事をするというような目的なもとにやったということは——高くなるでしょう、いい工事とは。
そうしてしかもこの鹿島にきまるのにあなた方いろいろな工作をしたということはわかっているけれども、いい仕事をするためには値段が高くてもいい、国民の血税がどんなにかかってもいいというなら、鹿島がいままで上椎葉ダムでも取り調べられておる、審査されておる、鹿島がどういう工事をして、どういう結果に終わったかということを調べないで、どうしてこういうことをやるのだ。知らぬとは何だ。
この中で鹿島が一番、上椎葉ダムその他において、ダムのことにおいてはそそうをしている。こっちもそうなんだ。大成だって熊谷だって前田だって奥村だって、何でもない。それであなたが八・五%とったからこうだと言っても、それじゃ九%とったっていいじゃないか、八・九とったっていいじゃないか、たとえば七とったっていいじゃないか、ほかにどうして落ちないのだ。
そこで、九州電力というものは、これ一度ではなくて、昭和三十一年に上椎葉ダム工事をやるときに、ここに会計検査院の事務総長がおいでになっておりますから、御記憶あると思いますが、この工事がおくれて、そうしていろいろなところに迷惑をかけた。それのみでなく、工事をやったあとが非常に漏って、これもまた非常な迷惑を及ぼした。
○田中(彰)委員 そこで九州電力が、昭和三十一年にここの委員会で問題になったのですが、上椎葉ダムというものを作った。そのときの請負金額が、鹿島建設が一番大きな仕事をしたのですが、十一億七千四百七十四万三千一円、これで請け負いした。今度この十一億七千四百七十四万三千円の基礎となる請負金額に増加した金額が、二十二億八千四百四十三万三千円、増加額の方は、倍以上の増加をした。
ところが御承知のように電気事業の経営者の行為はどうかといえば、常に新聞紙上をにぎわしておりますように、電源開発会社の佐久間ダムの問題、九州電力の上椎葉ダムの問題、非常に貴重な国家的な資金が投下せられておるにかかわらず、いろいろな不正行為が流布をせられておるのであります。
そこで私はこの人たちに言いたいことは、ここに上椎葉ダムというもときまったものがある。さっき佐々木さんが、弁護士のこの方が非常に大きな声で国民の税金々々と言われたが、きまらない交渉中のことよりもこの上椎葉のきまったものがある。これはやはり国民の税金が入っておる。これは鹿島組が当時工事をやったときには十一億七千四百七十四万三千円というものがこの工事の決定額です。
それで護岸工事なんかをやられる場合には、より以上に練石なんか使つて丈夫に築堤していただくことは地方でいたしておりますが、今後九州方面には上椎葉ダム、または私らの方にも矢部川にダムをつくる、つくらないで、何だか新聞にはさもできるように——本省の課長や局長さんの皆さんはにつちもさつちもいかぬように、さもきまつたように新聞で書いておりますが、今後そういうことについてはよほど研究してもらいませんと、現在私らの