1963-03-29 第43回国会 参議院 予算委員会 第19号
景気調整のあとを受けて、昭和三十八年度はあまり大きな歳入の増加は期待できないであろうというのが、一般の観測でありましたが、一方において五百四十億円の国税の減税を行ないながら、なお前年度に比し四千二百億円の予算規模の拡大が可能となりましたのは、三十八年度の経済が着実に上昇級をたどり、名目で八%程度の成長が見込まれるに至ったからであります。
景気調整のあとを受けて、昭和三十八年度はあまり大きな歳入の増加は期待できないであろうというのが、一般の観測でありましたが、一方において五百四十億円の国税の減税を行ないながら、なお前年度に比し四千二百億円の予算規模の拡大が可能となりましたのは、三十八年度の経済が着実に上昇級をたどり、名目で八%程度の成長が見込まれるに至ったからであります。
○松野国務大臣 未亡人及び母子家庭の就職に関することは、先般の委員会でも御質問がございましてお答えをいたしましたが、いわゆる遺児家庭、孤児の就職率は、先般当委員会における御要求もございまして、その以後三十一年、三十二年、三十三年と、歴年実は順調に上昇級をたどりまして、三十三年は中学校、高等学校卒の孤児の就職率は実は九〇数%という数字を示しております。