1991-04-18 第120回国会 参議院 運輸委員会 第6号
この中で、平成三年度に上場できるように我々は準備、検討しておったわけでございますが、それでは清算事業団の予算に株式処分収入を上げるかどうかという問題があり、上げないで上場・処分する場合の問題あるいは上げてしない場合、いろいろなケースがございますが、少なくとも現在は上場の方向で準備、検討を進めておりますので、全体の清算事業団の収入支出に大きな影響を与えない仮置き的な姿ということが明示できるように、三社平均
この中で、平成三年度に上場できるように我々は準備、検討しておったわけでございますが、それでは清算事業団の予算に株式処分収入を上げるかどうかという問題があり、上げないで上場・処分する場合の問題あるいは上げてしない場合、いろいろなケースがございますが、少なくとも現在は上場の方向で準備、検討を進めておりますので、全体の清算事業団の収入支出に大きな影響を与えない仮置き的な姿ということが明示できるように、三社平均
JR株式の上場処分はJRの完全民営化への道であると同時に、株式売却収入によりまして清算事業団の抱える膨大な長期債務を円滑に処理するという国鉄改革の一層の進展のための任務を持っているところでございます。 本州三社の株式の売却・上場に際しましては、現在保有機構からリースを受けております巨額の新幹線資産と、これに関係します債務を確定する必要があること。
○政府委員(大塚秀夫君) JR株式の上場・処分には二つの目的がございまして、一つはJRの完全民営化、もう一つはこの処分収入による長期債務の償還でございます。 そういうものを総合的に判断して行うわけでございますが、最近の株式市場が流動的であることからその先行き等について、私も素人でございますからなかなか予見も判断もできません。
○大塚(秀)政府委員 国鉄改革の趣旨から、JRの完全民営化を進めるためできるだけ早期かつ適切にJR株を上場処分していく必要があると考えておりますが、この時期については現在、学識経験者から成るJR株式基本問題検討懇談会で検討しており、一昨年暮れの閣議決定の線に沿ってその準備、検討を進めているところでございます。
承継しました清算事業団、先ほど申し上げましたように、確かに今までは土地が十分売れなかった等で債務が膨らんでまいりましたが、今後この長期債務の大きな償還財源でございます土地の処分、特にこの法案をできるだけ早く成立させていただいて引き続き運輸委員会で御審議願いたい清算事業団法の改正によりまして、汐留の株式変換予約権付特別債券の発行等をやりまして土地処分にアクセルを踏むというようなこと、また、JR株式の上場処分
○大塚(秀)政府委員 JR株式の上場処分の問題は、一方でJRの完全民営化を図るため、また他方では清算事業団の抱えております膨大な長期債務の償還財源として、緊要な課題となっております。その際、株式上場の前提としてJR各社の財務基盤を強化する必要がございますが、現在の四新幹線は新幹線鉄道保有機構が一括保有してJR三社にリースしている形をとっております。
○大塚(秀)政府委員 JR株式の上場処分につきましては、このJR株式というものが清算事業団の抱える膨大な長期債務の主たる償還財源であるということが一方にあり、また他方、国鉄改革の趣旨にかんがみJRをできるだけ早期に完全民営化する必要があるという点からも、現在国鉄改革に残された重要な課題であると認識しております。
○大塚(秀)政府委員 国鉄清算事業団の抱えます二十七兆円に上る膨大な長期債務につきましては、最も中心的な償還財源が清算事業団の持っております土地とJR株式でございますので、私どもとしては、この土地をできるだけ適切、迅速に処分したい、またJR株式についてもできるだけ早く上場処分したいということで、現在検討を進めております。