そういう経過から富士宮に誘致が来たので、受ける側の富士宮市も、当時は山川という市長でしたけれども、市を挙げて現地としての誘致態勢をつくろう、それで候補地も、そういうこともあるので、上井出地域という、個人の土地ではなくして、よくあるいわゆる財産区の共有土地をしようではないか、そう言って、町も地元も挙げて貿易研修センター受け入れの態勢、準備会をつくってやってきた。
そして、その当時のその地域の地元の皆さんの気持ちを代表しているあれとして、研友社という管理会社があるのですけれども、その十周年のときに、当時区の職員であり出張所長であった、しかも上井出の住民であった木本さんがこういう文章を書いているのですよ。 先祖代々から承け継がれた由緒ある土地を自分達の代で勝手に処分することについては、区民の一人一人が苦悶されたことであろう。
そうすると、当然物価の上井というのが考えられると言うんだけれども、考えられていない。経済企画庁の消費物価上昇率でさえ、八八年から五年間で平均一・五%アップというふうに見ていますよね、それと加えて、今問題になっている消費税というのが三%早速かかってくるわけでございますね。
この土石流は、上井出という部落がございますが、ここを襲いまして、老人ホーム等が浸水しておりますし、富士宮地区では、床上二十一戸、床下二百十戸、たんぼの流失が二十一ヘクタール、浸水が七ヘクタール、埋没五ヘクタール、冠水三ヘクタール、道路の損壊が十七カ所、橋梁の流失が五橋、堤防の決壊二カ所、また山崩れを起こしておりまして十カ所程度、こういうふうな災害が、最近の災害では大きな災害として出ておるわけであります
特に中流部にかかわりまして、地図で見れば一番説明が簡単にいくんですが、上井出林道から北山林道、いわゆる営林署で言いますと、六番官舎から十一番官舎に行く道ですね。これと大沢とぶつかっているところがある。この地点ですね。これは昨年十月の水害では決壊しちゃいまして車が通れなかったんですよ、ずっと。
○政府委員(小坂忠君) 私ども四十七年七月の豪雨、それから四十九年七月の台風八号による豪雨、これが非常に大きかったというふうにとらえておるわけでございますが、その際の状況から申し上げますと、やはり大沢崩れからの土石流によりまして上井出地区の災害というのが非常に卓越しておる。また先ほど来先生の御指摘の野渓下流の地域の浸水被害もやはり顕著であったというふうに見ております。
上井委員と交代いたします。
ただ、この砂防工事の関係で、上井出の国立療養所がある付近の大沢川橋を中心にして上流数百メートルが非常によくなりました。あすこはもともと沢みたいで、道路と川が別々でなくして沢の中を車が走るという状況でしたから、一番初めに手をつけたと思うのですが、あの周辺は非常によくなりましたが、あの上流ですね。上流のいろいろ、扇状地になりますか、この地域はもう少し進めていただかなければいけない。
○説明員(上井正司君) 特別の行政機関を設けるという御趣旨ですと、そこまで私ども考えておりませんので、これはあくまで協議の場を設けるというような表現になっておりますので、ちょっと違うかと思います。
○説明員(上井正司君) 勧告をいたしましたという点では前回と今回と変わりはございません。いわゆる前回も保育所の運営につきましては厚生省に対して勧告を申し上げたわけです。
○説明員(上井正司君) 保育所に関しましては、大分以前に運営監察的な監察をやったことがございますが、幼稚園、保育所を通ずるような問題につきまして今回が最初でございます。
○上井説明員 一元化が必要でありますれば、私どもの方からそういう勧告はすることができますが、ただいま調査中でございますので……。
○上井説明員 それぞれの省庁に私どもの方から直接に連絡をいたします。調査も別に技術庁を通じてということではございません。
○谷説明員 源頭部におきましては非常に困難でございますので、上井出林道の上のところの個所を使いまして、そこで実際に実験しております。
たとえば東京、大阪の一つの団地、小さい団地を対象にして調べてみたのですが、東京の上井草四丁目団地、ここは一千百五平米で十六戸大体一戸当たり六十九・一平米。それから大阪の堺市の原山台団地は二千三百十平米で三十六戸、二戸当たり大体六十二・二平米。このように一戸大体六十平米ないし七十平米の面積で建っておるわけです。ということは、すべてが高層化しておるわけです。
もう一点は上井出を中心にして今度も避難の命令を出したようです。市が独自にですね。で、これについてはやはり警戒体制という問題をもう少し深刻にいわゆる指導しておかなきゃできないのじゃないか。あるいは報知機などもやはりちゃんとセットしておかなきゃできないのじゃないか。少しいまやっている扇状地の工事に安心し過ぎて、そして非常に被害の出た際にそれに対処し得るような体制というものが十分でないのではないか。
○藤原房雄君 それでは道路局長にちょっとお伺いしたいのですが、先ほど最初の報告の中にちょっとあったのですけれども、県道一八五号、白糸滝——大坂線ですね、上井出地区の河底橋が土石流に流されて交通が遮断しておるという、ここは幼稚園の子供さんやまた小学校の子供が通うということで通学路になっているわけですね。
○政府委員(川崎精一君) 潤井川のいわゆる河道の閉塞状況でございますが、これを静岡県の報告によりますと六カ所に分けて調査をいたしておるようでございまして、その埋塞土量の総計は約二万九千立米余りになっておりまして、上井出地区が約五千六百立米、狩宿地区が千二百立米、上条地区、外神地区がそれぞれ三千七百、八千二百、阿原口地区が七千百、大中里地区が三千三百、こういった状況でございます。
○政府委員(高橋国一郎君) 御指摘の県道、白糸滝——大坂線の上井出地区の河底橋につきましては、ただいま河床の復旧とあわせてかけかえする考えを持ってすでに静岡県においては調査を開始しておるという連絡が入っております。われわれといたしましても、今後河底橋の早期かけかえについて静岡県と協議を進めて、できるだけ早い機会に橋にかけかえて学童等の交通に支障のないようにしたいというふうに考えております。
○鈴木強君 旧陸軍西富士の演習場それから旧陸軍少年戦車学校の土地がもともとこの払い下げをした国有地であったわけですが、これが農林省に昭和二十二年の十月二日に所管がえがなされて、その後富士開拓農業協同組合に売り渡されたのが二十七年七月一日、それから上井出薪炭林組合に売り渡されたのが昭和三十六年三月二十八日。それからが問題でしてね。
その土地の大部分が上井出薪炭林組合に——これは法人格がございません。任意組合でございますが、三十六年の三月二十八日に売り渡されております。面積か百七十二町三反六畝でございます。対価が三十万二千四百四十一円でございますので、反当たりの値段は百七十五円でございます。
そのうち百七十二町三反六畝というのが昭和三十六年の三月二十八日に任意団体である上井出薪炭林組合に売り渡された、そのときの反当は百七十五円だったんですね、いまのお話では。そうすると、いま上井出薪炭林組合からそれぞれのところに転売をしておる、売り渡しておるわけだけれども、それで幾らもうけたことになるのですか、上井出薪炭林組合は。トータルは幾らになるのですか。百七十五円が幾らになるのですか。
上井出増反開拓農協へ先ほど申し上げました同じ値段で売り渡しておる。ただ、これは本来その増反組合の連中が自分のものだというふうに思っておるというような面もあったように聞いておりますけれども、詳細は最初に申し上げましたように、ただいま県庁を通じて調査をしておるわけでございます。
○鈴木強君 えらい不確定なお話なんでしてね、正式に言うと、さっき私が、国が払い下、げた場所というのは上井出地区の旧陸軍西富士演習場、それから少年戦車兵学校のあったところですね。だからこの西富士のこの地区が建設省の考えておる砂防十カ年計画ですね、大沢くずれの計画の中にかかっているのか、かかってないのかということは、これはきわめて私の重要な質問をしようとするところの要素なんですね。
それで七月三日の読売新聞を拝見しまして、たいへんなことがあると感じたんですけれども、そこに大沢くずれ直下の危険分譲地の地図というのがありまして、いま農林省のほうから説明のありました上井出地区、ここが十カ年計画の大沢くずれ砂防計画の中に入っているわけですね、この事実は認めますか。
三十六年でしたか、集中豪雨があって、あの辺から上井出地区に至る被害が相当ありました。これから万が一そういう集中豪雨に見舞われると、たいへんな状況になると思うのです。 ですから、計画をどういうふうにこれから進めていくか。たとえば、一番下の扇状地から砂防堰堤をつくっていくのか、途中のほうも何かやっていくのか、こういうふうな計画というものをいまお持ちなんですか。
現状は、御存じだと思うのですけれども、富士宮市の上井出部落まで土砂がずっと流れてきているのですね。推定によると、一年間十万立方メートルぐらいくずれてきているんだ、こういわれていますね。六トントラックにしても三千二、三百台分くらいあるでしょう。これは大量なものですね。しかも潤井川に暴風雨などによりますと流れ込むわけです。
私は昨年ちょっとあそこの富士宮の上井出の地帯の酷農地帯の開拓者の所を視察したわけなんですけれども、片方のほうのちょっと下がった富士宮の地帯におきましては非常に大きな成果を上げて、静岡県もこれに対しての草地造成をして、ことしは相当の収入を得られ、これからの段階は住宅を改装していくのだ、こういうような方向なんです。
次の委員会において上井委員もお尋ねするそうでありますが、その際に、私もこれらについてなお詳細御報告を受けた上で御質問を申し上げたいと思いますので、その資料を一つ作っておいていただきたいと思います。