2017-05-31 第193回国会 参議院 本会議 第28号
最後の土佐藩主山内容堂公が将軍慶喜公に大政奉還を迫った一八六七年十月の大政奉還建白書、それには、憂国の士は皆口を閉ざし、あえて幕府への意見する者がいない昨今の状況は誠に憂慮すべきですから始まり、上下二院、議員の政治体制や海陸の軍備体制、教育、司法、立法の独立、地球上に独立する国家としての体制づくりを行うべきであるとして、流血流涕の念に堪えず、ここに建言を申し上げますと締めくくっています。
最後の土佐藩主山内容堂公が将軍慶喜公に大政奉還を迫った一八六七年十月の大政奉還建白書、それには、憂国の士は皆口を閉ざし、あえて幕府への意見する者がいない昨今の状況は誠に憂慮すべきですから始まり、上下二院、議員の政治体制や海陸の軍備体制、教育、司法、立法の独立、地球上に独立する国家としての体制づくりを行うべきであるとして、流血流涕の念に堪えず、ここに建言を申し上げますと締めくくっています。
両院である限りにおいて、やはりそれぞれが政党化するというか、そうしてそれが上下二院にしても、衆参両院の間に同一政党が同一の考え方を持っていく、これもまたやむを得ないことだろうと思います。そうして、ただいまのまあ何でも反対、そういうことはもう避けると、また何でも積極的に成立さすというその強引さはひとつ避けてほしいと、こういうような御指摘であります。