1954-05-21 第19回国会 参議院 決算委員会 第30号
それで、大体かようないきさつでありましたが、昨年の実地調査の頃から年末頃へかけましていろいろと調査いたしましたところでは、少くとも四つの点に気が付いたのでございますが、それは第一号書類の第二ページの中ほど以後にちよつと簡単に記しておきましたが、先ずその第一は、協定書の第八条によると、このでき上つた建物を公社が買取るのに最初に五分の一の金を払う。
それで、大体かようないきさつでありましたが、昨年の実地調査の頃から年末頃へかけましていろいろと調査いたしましたところでは、少くとも四つの点に気が付いたのでございますが、それは第一号書類の第二ページの中ほど以後にちよつと簡単に記しておきましたが、先ずその第一は、協定書の第八条によると、このでき上つた建物を公社が買取るのに最初に五分の一の金を払う。
それから出来上つた建物の所有権は、出来上ると同時にすべて国鉄の財産になるということに全部がなつております。ただ札幌の中の一部映画館の部分だけが、所有権関係でちよつと例外だという話であります。 その次の四番目に、土地使用料の計算の基礎及び使用料、これは必ずしも明確ではありませんけれども、先ず大体同じ水準に並べてみますると、この通りかなりな違いが出ておるということなどがわかろうかと思います。
発足するようになつたというその辺の一応のいきさつがそれに記されているのでありまするが、別紙、この専門員室で作りましたガリ版刷りの「東京駅八重洲口の件」に書きました、それの先ず最初に、民衆駅とか或いは民資導入とかいうことが近頃言われるが、それはどういう意味のことであるかということについてちよつと記しておきましたが、運輸省時代にはこういうような場合に寄付を受けるという形で建物を完成する、そうしてでき上つた建物
それから現在の値段はどうであるかという点につまして、現地からの報告によりますと、現実にでき上つた建物の評価については日本勧業銀行に評価をして頂きました。これは四百八十九万一千円、括弧して整地費を含まずとなつております。整地費の所要額三十九万七千三百七円を加えますと五百二十八万八千三百七円となりますので、十一万一千六百九十三円の開きがございます。
公聴会のお話では、東京都がすぐにこの問題になつた建物を買上げるということも明言することはできないけれども、これほど問題になつておることでもあり、法律の不備というようなところをもぐつて、こういうようなものができるということは、ひどく世論を刺戟して、世論の反対に会つておるころであるから、東京都当局としても十分に善処して斡旋の労をとつて、殊にこういうような特殊喫茶店街というようなものを設けないで、このでき上つた建物
先日建上つた建物を見ますと、まず布基礎がはつきり堅牢にできておりますので、地下から濕気を吸つて土台の木材等の腐蝕の程度の差が十五年、二十年後においてはつきり分るという自信を持つておるような次第であります。そういうことに努めて力を入れたわけであります。