1987-05-23 第108回国会 参議院 決算委員会 第3号
その理由は、災害経費、社会保険関係費等、国民生活に不可欠の経費も多く使用されていますが、その反面、国土総合開発事業調整費等には大企業本位の大型プロジェクト推進のためのものも含まれており、また、項目未定で当初予算に計上し年度途中に配分するやり方は、国会の予算審議権を狭める不当なものであり、これらを承諾することに反対であります。 以上で態度の表明を終わります。
その理由は、災害経費、社会保険関係費等、国民生活に不可欠の経費も多く使用されていますが、その反面、国土総合開発事業調整費等には大企業本位の大型プロジェクト推進のためのものも含まれており、また、項目未定で当初予算に計上し年度途中に配分するやり方は、国会の予算審議権を狭める不当なものであり、これらを承諾することに反対であります。 以上で態度の表明を終わります。
昭和五十九年度特別会計予備費、同特別会計経費増額、昭和六十年度特別会計経費増額(その1)のうち、国土総合開発事業調整費は、実際に使われている事業の中には地域住民に役立つものが少なくありませんが、他方、大企業本位の大型プロジェクト推進のためのものも含まれており、また、目未定で当初予算に計上し年度途中に配分するやり方は、国会の予算審議権を狭める不当なものであります。
昭和五十八年度特別会計経費増額のうち、国土総合開発事業調整費は、実際に使われている事業の中には地域住民に役立つものが少なくありませんが、他方、大企業本位の大型プロジェクト推進のためのものが含まれており、また、目未定で当初予算に計上し年度途中に配分するやり方は、国会の予算審議権を狭める不当なものであります。 以上のような不当な予備費使用を含むこれら調書を承諾することに我が党は反対であります。
国土総合開発事業調整費は、実際に使われている事業の中には地域住民に役立つものも多数ありますが、大企業本位の大型プロジェクト推進のためのものが含まれており、また、目未定で当初予算に計上し年度途中に配分するやり方の不当性は例年指摘しているところであります。水田利用再編推進特別交付金は、五十三年度補正予算で一年限りのものとして新設され、五十四年度にも同じ予備費使用が行われております。