1970-03-12 第63回国会 参議院 運輸委員会 第5号
それからまた、合津につきましては三角海上保安部というのが隣接海域にございます。で、部署といたしましては、ここにこの二港を管轄させ、またそれぞれに所属しておる巡視船艇で港則法適用の仕事をやってまいりたい、このように考えておる次第でございます。
それからまた、合津につきましては三角海上保安部というのが隣接海域にございます。で、部署といたしましては、ここにこの二港を管轄させ、またそれぞれに所属しておる巡視船艇で港則法適用の仕事をやってまいりたい、このように考えておる次第でございます。
三角海上保安部の牛深分室長の中尾という人物が一体いるのかいないのか、そして海上保安庁、あるいは少なくとも牛深分室ではそういう出航の事実を知っておったのじゃないか。警察につきましては、今言うような状態で、出航前にわかっていたはずだ。これをなぜそのまま出航させてしまったか。
——さっき私がお尋ねしましたことで念を押すのを忘れましたが、熊本県の三角海上保安部牛深分室というのがありますかどうか、それでその分室長は中尾辰雄という人であるかどうか、ちょっと伺いたい。
もう一つ、三角海上保安部に所属している巡視船「いそちどり」の場合も同様です。船長は出光敏雄という海上保安正ですが、乗組員は二十三人、本年四月一日三角から牛深分室に配転になった。全員辞退書を書けというので、結果的には書いているわけですが、書く前にみなの意思を問うというわけで、船長が無記名の投票をやっている。
会社は、三月二十七日午後三時半、強行就労のため、新組合員三百名を長洲から漁船五隻に乗せ第二人工島に向かったのでありますが、三角海上保安部は、巡視艇「いそちどり」等三隻を動員、また、福岡、長崎海上保安部から巡視艇「いそゆき」等を動員し、強行就労に協力したのであります。
ところが三角海上保安部はその輸送を援護するというようなことで、これに協力している。さらにまた一部の資材の輸送にも当たったというようなことが言われておるのでありますが、このことにつきまして、運輸省の方に報告が来ておると思いますから、こういうことの事実について、まずわかっている限り詳細に一つ御説明願いたいと思います。
三角海上保安部がやはり主導的な立場で動いたんでしょう。これははっきりして下さい。
これは三角海上保安部から巡視艇か出て、そうして海上から船で来た第二組合が第二人工島に上陸をする場合に援護をし、これに支援を与えておるという事実です。これは私は非常にゆゆしき問題だと思います。ここにあります西日本新聞でもその巡視船の名前も書いてある。「いそちどり」「すずなみ」「もくせい」こういう巡視艇が三角海上保安部から出ておるわけです。そうしてこれを援護しながら行ったということです。
三角海上保安部から出動をした巡視船、これは明らかに労使双方の争議に介入をした問題ですが、なぜ政府機関が一方の組合を応援をしなければならなかったか、これをお聞かせ願いたい。