1972-04-26 第68回国会 参議院 予算委員会第四分科会 第4号
これは三菱化成黒崎工場だけですから、数で言えば七人、あるいは六十二人かもしれませんけれども、その家族あるいはまたなくなった遺族にとっては、これはたいへんな問題だと思うんですね。ところが、工場や福岡労働基準監督局は、ともにこの事実をひた隠しにしてきたと、そういうように、これは新聞の報道ですけれども、そのようなことが書かれております。このことはどうなんですか。
これは三菱化成黒崎工場だけですから、数で言えば七人、あるいは六十二人かもしれませんけれども、その家族あるいはまたなくなった遺族にとっては、これはたいへんな問題だと思うんですね。ところが、工場や福岡労働基準監督局は、ともにこの事実をひた隠しにしてきたと、そういうように、これは新聞の報道ですけれども、そのようなことが書かれております。このことはどうなんですか。
○岡部(實)政府委員 いま御指摘のベンジジンを製造しておりまする三菱化成黒崎工場につきましては、かつてベンジジンによる障害患者の発生を見てきております。
非常に手の打ち方、判断のしかたが手ぬるいという印象が強いわけでございますけれども、先ほどの御答弁とあわせて、今回の九州の三菱化成黒崎工場におけるこうした措置をとるまでの経緯についてはっきりしていただきたいと思います。これはいわゆる労働者内部からの告発によってこうした思い切った措置に出ることになったのですか、その点確認をさしていただきたいと思います。
○古川(雅)委員 そこで、時間がございませんので、具体的な問題点に入るわけでございますが、最近の新聞報道によりますと、北九州市八幡区の三菱化成黒崎工場、工場長は森本一郎さんという方でありますけれども、ここで起こっている染料中間原料による職業性膀胱ガンの問題について福岡の労働基準局が検討をしておる。
○政府委員(岡部實夫君) 御質問の点でございますが、三菱化成黒崎工場におきますベンジンによる膀胱腫瘍等のガン疾病の発生状況についてでございますけれども、それにつきまして調査した結果は、基準法施行以来、二十一年からこの四十六年の四月二十三日までの状況でございますと、全体で六十一名が何らかの形で労災補償の支給認定を受けております。
○島本委員 大体いまの問題と同じなんでありますが、発ガン性の高い染料の中間原料、ベンジジンとベータナフチルアミン、これによる膀胱ガンと腫瘍の患者が、北九州市八幡区の三菱化成黒崎工場に集団発生した、こういうようなことであります。いろいろ申されましたが、それについて私自身、行政当局のこれに対する取っ組み方、これがあまりにも場当たり的であって無責任だ、こういうように一つ一つ言わざるを得ないと思います。
○国務大臣(宮澤喜一君) 三井東圧大牟田工場では、硫安、尿素、複合肥料、三菱化成黒崎では、硫安、尿素、硝酸アンモニア、過燐酸石灰、複合肥料、日産化学富山工場では、硫安、尿素、複合肥料を製造しております。
シアンは経企庁の調査では、新日鉄の八幡製造所で二五PPM、三原金属工業では一一・四PPM、新日鉄化学では一〇・三PPM、三菱化成黒崎工場では八・八〇PPMと、排出基準は〇・五PPMにされたわけですが、非常に開きがあるわけですね。そうして即日発効。
新日本製鉄八幡、京阪煉炭戸畑、三菱化成黒崎、三島興産、三原金属、新日本製鉄化学、以上が具体的に改善勧告をいたしまして設備改善を進めさせておる工場でございます。それから十四工場につきましては、以上の六工場を含みまして十四工場の名前を申し上げますと、旭硝子、日本水産戸畑、明治精糖戸畑、それから日本炭砿、洞海化学、触媒化成、それから日立金属、新日本製鉄戸畑、以上の十四社でございます。
すなわち同市は八幡製鉄所、三菱化成黒崎工場等が所在するわが国有数の重工業地として、戦後急速に復興しつつありまして、ために人口増加率は全国平均の五倍で、戦災都市でもあり、住宅の不足はなはだしく、また学童の増加が毎年三千ないし四千を数え、さらに市街地拡充に伴う区画整理や、街路整備等土木事業など、民生、教育、土木等の行政経費は巨額に上る実情であります。
基礎産業における合理化進捗状況の実態を調査するために、十月四日から七日まで広畑製鉄所、八幡製鉄所、三菱化成黒崎工場、三井鉱出野鉱業所において、石炭、鉄鋼、硫安の合理化の状況について現地視察を行なつた。 最近輸出の好調が伝えられ、九月には鉄鋼輸出も本年最高を記録したが、これは内需の減退から市場を海外に求めた結果であると見られる。
去る十二月十日正午近くに福岡県の折尾駅に到着いたしまして、官民多数の出迎えを受けてそのまま三菱化成黒崎工場に到りました。その場合には福岡県知事並びに福岡石炭局長並びに八幡市長、或いは被害者代表が参集されまして、つぶさにその説明並びに陳情を受けたのであります。それから三菱化成黒崎工場の工業用水ダムを視察いたしました。
三菱化成黒崎工場はこの稼働工場の一つであります。 次に日本製鉄株式会社八幡製鉄所であります。日本製鉄八幡製鉄所は、昭和二十一年八月二十四日に賠償指定工場となつておりますが、これも物件の指定ではなく、能力指定となつております。 以上をもつて簡単ながら第一班の視察旅行の御報告を終ります。 これに関連いたしましてこの際政府に二、三お尋ねいたしたいと存じます。