1997-03-18 第140回国会 参議院 逓信委員会 第4号
三種郵便制度の背景も、今はインターネットとかメディアがもう多様化しておりますし、これができた昔とは随分違ってきていると思うんです。 そこで、第三種郵便は文化の向上のためだから赤字でも仕方ないんだという、その負担すべき理屈を再検討するとか、あるいは三種自体についての見直しとか、いずれにしても検討すべきではないかと思っておりますけれども、いかがでございましょうか。
三種郵便制度の背景も、今はインターネットとかメディアがもう多様化しておりますし、これができた昔とは随分違ってきていると思うんです。 そこで、第三種郵便は文化の向上のためだから赤字でも仕方ないんだという、その負担すべき理屈を再検討するとか、あるいは三種自体についての見直しとか、いずれにしても検討すべきではないかと思っておりますけれども、いかがでございましょうか。
そういうことを考えますと、三種郵便制度というものの一つの時代的な移り変わりというようなことも考えるわけでございまして、明治初年におきましては、郵便というものが情報なりそういう出版物の唯一の送達の手段であった。
その理由は、先ほどからるる申し上げましたように、ただ単に営業上の広告ということでなくして、国民一般がだれでもこれを見、そしてその知識の啓発になるようなものを特に低料にするということで、三種の郵便が設けてありますので、特に三種郵便制度というのが必要ではないかと考えられるわけであります。