1964-03-24 第46回国会 参議院 商工委員会 第15号
今度四百何十名の犠牲者が出た三池炭鑛しかり、三十七、八年である。古河好間炭鉱より十度も高いところでやっているじゃありませんか。そういうところを黙っておいて、古河好間は温度が高いということは理由になりませんよ。それが理由になるのだったら、常盤炭艦の温度の高いところ、三池炭鉱の温度の高いところを全部やめさせるのですか、どうですかと言ったら、あなたは保安局長の責任ですとお逃げになるかしらぬ。
今度四百何十名の犠牲者が出た三池炭鑛しかり、三十七、八年である。古河好間炭鉱より十度も高いところでやっているじゃありませんか。そういうところを黙っておいて、古河好間は温度が高いということは理由になりませんよ。それが理由になるのだったら、常盤炭艦の温度の高いところ、三池炭鉱の温度の高いところを全部やめさせるのですか、どうですかと言ったら、あなたは保安局長の責任ですとお逃げになるかしらぬ。
これに對しましては、その系統ごとに可及的に炭鑛の發電力には支障を生ぜしめないという工夫をいたしておるのでありまして、これが例として一、二申し上げてみますならば、三池炭鑛方面におきましては、かような緊急の場合におきましては、港火力發電所の機械を單獨系統といたしまし六十サイクルの正規の運轉を行わせまして、排水その他の保安電力に使用させる、こういう措置を非常の場合に講じております。
九州にはいりまして高松炭鑛、赤池炭鑛、三井田川炭鑛、東寶炭鑛、嘉穗炭鑛、志免炭鑛、勝田炭鑛、寶珠山炭鑛、三池炭鑛、以上の十一鑛であります。大體十項目にわたりましてわれわれ調べてきましたことを要約して申し上げたいと思います。